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【ふしぎ発見Vol.4】小祝さくらがボールに向かってパットするのはナンデ?

【ふしぎ発見Vol.4】小祝さくらがボールに向かってパットするのはナンデ?

トーナメント会場のドライビングレンジ、パッティンググリーンで見かけた練習風景の疑問を、プロに聞きました!第四回目は小祝さくら。

配信日時:2018年4月10日 08時00分

2017年度のプロテストに一発合格し、2018年シーズンはQTランク9位の資格で参戦しているルーキーの小祝さくら。パッティンググリーンで練習の様子を眺めていると、狙っているのはカップではなく、ボールを目がけて打っている…コレってナンデ?

「集中力を高めて、ショートパットでの対応力を養う練習。グリーンを1周します」

小祝のパット練習を見ていると、かたわらには指導する辻村明志コーチが…。小祝がボールにボールを当てると、すぐさま慣れた手つきでショートアイアンを使って、2つボールの距離を約1m〜1.5m間隔で離していく。小祝はまたそのボールを狙い打ちし、パッティンググリーンの外周を進んでいく。二人に話を聞いてみると…。

「僕が教え子たちには、みなやってもらっている練習です。意図は2つあります。1つは"カップより小さいボールを狙わせる=集中力を高めること"、2つ目は"毎回ラインが変わる=対応力を養う"ことです。カップを狙う練習を繰り返すと次第に、『ジャストタッチで入れよう!』となりがちです。ですが毎回微妙に違う距離でカップより小さい的(ボール)を狙う練習では、しっかりと"打てる"ようになるんです(辻村コーチ)」

辻村門下生はみなこの練習をやっており、辻村氏がボールを動かす補助役をやりながら、グリーンを1周するという。小祝の練習が終わり、同じく教え子の上田桃子がパッティンググリーンに現れると、同様の練習を開始していた。
約1〜1.5m先のボールに向かってパッティング

約1〜1.5m先のボールに向かってパッティング

カップに"入れる"のではなく、同じサイズのボールに"当てる"ため、集中力が必要になる

カップに"入れる"のではなく、同じサイズのボールに"当てる"ため、集中力が必要になる

補助役が的となるボールを1〜1.5m離して、打つ側はまた小さな的を狙う

補助役が的となるボールを1〜1.5m離して、打つ側はまた小さな的を狙う

これを繰り返し、グリーンを1周するのがルーティン

これを繰り返し、グリーンを1周するのがルーティン

「小さいものを狙うので、集中力は絶対に必要になります。この練習は開幕2戦ごろからちょくちょくやっていますが、しっかり目で打つ感覚を養えていると思います(小祝)」

1球1球微妙にラインと距離が変わるので、毎パット、アドレスをしっかりと取り直す必要性が生まれるのも、この練習の意図のひとつだろう。

我々が"補助なし"でやる場合は、グリーン1周すると時間がかかってしまうため、グリーン半周くらいがちょうどいい。ラウンド前にこの練習をしておけば、ショートパットの不安はなくなる?

⇒ 小祝さくらのプロフィールはこちら!
⇒ ⇒ 小祝さくらってどんなコ?ネクストヒロインは君だ!

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