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【ふしぎ発見Vol.6】下川めぐみがウェッジで左打ちの練習をするのはナンデ?

【ふしぎ発見Vol.6】下川めぐみがウェッジで左打ちの練習をするのはナンデ?

トーナメント会場のドライビングレンジ、パッティンググリーンで見かけた練習風景の疑問を、プロに聞きました!第六回目は下川めぐみ。

配信日時:2018年4月20日 13時00分

2016年、2017年と2年連続でシードを獲得し、今季も「ヤマハレディースオープン葛城」で5位タイに入るなど活躍している下川めぐみ。大会開幕前の練習日に、彼女のアプローチ練習を見ていると、ウェッジでの左打ちをおこなっていた…これってナンデ?

"点で捉える"感覚を養うこと。あとは…目線のズレの矯正にもなります!

「え?これですか?遊びでやっているんです(笑)いざ!というときの引き出しにもなります。試合では3度左打ちの経験がありますが、この練習をやっていたおかげで慌てずにできました。やってなかったら空振りしてたかも…アンプレヤブルをしなくてもいいですしね」

飛距離が出ないことを自覚しているという下川。2打目でウッドを握ることが多く、グリーンが固いケースで奥にこぼれたことを想定して、"あえて"難しいライからアプローチ練習することも多々あるといい、左打ちもその一環だ。

「相当難しいですよ。フェース面が3分の1くらいしかないですし、打ったときにフェースが開きやすいですしね。右打ちでは、インパクトで“このあたり”とちょっとアバウトでも打てることは打てますが、左打ちは点で捉えなきゃいけないですから」
フェース面の面積は通常の構えと比べて、約1/3

フェース面の面積は通常の構えと比べて、約1/3

「思ったよりも、"ボールは下にある"というイメージで打ったほうがいいと思います(下川)」

「思ったよりも、"ボールは下にある"というイメージで打ったほうがいいと思います(下川)」

アドレスの形の再現ができなければ、"点"で捉えることができない

アドレスの形の再現ができなければ、"点"で捉えることができない

まずしっかりとフェースで捉えること自体が難しいが、使えるフェース面積に小さい分、点で捉える感覚を養えるのだとか。加えて、右打ちに戻したときに活きることもある。

「まず、通常の打ち方が相当簡単に感じられることがあります(笑)あとは目のズレの矯正ですね。ラウンド回数をこなしていると、例えば、私はドローヒッターですが、真っすぐ見ているつもりでもだんだん左を見てしまっているときがあるんです。自分の無意識のうちに。左打ちをすることで、フラットに戻すことができるんです」

最初は空振りするかもしれないが、一度は試してみるメリットはあり。アプローチに悩んでいる方は、気分転換に取り組んでみてください!

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