アゴ高&目玉バンカー しっかり出す!きっちり寄せる!(講師・原口鉄也)
運悪くアゴの高いバンカーにつかまった。良いショットをしたのにちょっとだけショートしたことで目玉になってしまった。バンカーのトラブルでもっともミスが出やすいこの2つのシチュエーションに絞り、ミスを減らし、きっちり寄せる方法を覚えよう!(※本記事はALBA608号に掲載されました)
配信日時:2017年4月30日 11時00分
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100切りレベルはまず確実に脱出!
100を切るレベルのゴルファーでバンカーが得意という人をほとんど見たことがありません。苦手としている原因は、ボールを上げようとする動き。今回のテーマのアゴ高になると、一層上げる動きが強くなってミスが出てしまいます。上げようとしてしまうのは、バンカーからボールを出すための理屈をわかっていないからです。バンカーから高さを出すには、単純に砂を打つのではなく、砂の爆発する威力を大きくする必要があります。これは目玉も同じで、ボールを打つのでも、砂を取るのでもなく、砂を爆発させることが重要なのです。
ヘッドの重さを最大限に利用して砂を爆発させるには、高い位置からヘッドを落とす動きが必要です。腕力を使っても限界があり、またミート率も悪くなるので、砂を大きく爆発させるために、わざとダフる動きを覚えてください。
ヘッドの重さを最大限に利用して砂を爆発させるには、高い位置からヘッドを落とす動きが必要です。腕力を使っても限界があり、またミート率も悪くなるので、砂を大きく爆発させるために、わざとダフる動きを覚えてください。
(POINT1)頭より高い位置からヘッドを落とす
高い位置から落とすほど、ヘッドが落下する力は大きくなり、砂の爆発は大きくなる。その爆発がボールを高く上げるコツ。逆にボールを上げようとすると体の軸が傾き、高い位置からヘッドが落とせない。軸は地面と垂直を保つようにしましょう。
(POINT2)ミート重視で短く握る
長く持った方が、ヘッドの重さを使えますが、ミート率は悪くなるので短く握る方が無難です。
(POINT3)フェースを開いておくと砂に潜り過ぎない
高い位置からヘッドを落とす際に、フェースは開いて構えてください。フェースを開かないと、リーディングエッジから砂に入って、ヘッドが深く潜るだけで、砂を爆発させることはできません。また、開いておくことで距離が出なくなるので、思いきって振ることができます。