バンカー攻略!極端なツマ先下がりからの脱出【38回目】
今回はちょっと特殊なバンカーショットです。ボールはバンカー内で、体はバンカーの外にあるという状況です。簡単に言うと“ツマ先下がり”の状態になるので、構えがとても重要になります。どうやって脱出するか、レッスンスタートです!
配信日時:2018年5月9日 10時00分
ミスショット克服法 〜バンカー編〜
〈構え方〉右足を後ろに引き、ヒザを内側に向ける
ツマ先下がりのバンカーで、構えた時にどうしても腰が落ちない人や、手首を伸ばして構えている人はなかなか脱出できません。そこで思い切ってヒザを曲げ、腰を落とし、ツマ先下がりの状態に対処して構えましょう。
ただ、ヒザを曲げれば曲げるほど今度はテークバックやダウンスイングの時に右足が邪魔になります。
そこで、一歩後ろに下がり、ヒザをちょっと内側に絞るような感じで構えます。このようにすればテークバックやダウンスイングで右足は邪魔になりません。
打ち終わった後、今度は左足が邪魔になってきます。ただここでまた左足を一歩後ろに下げると遠くなって構えられないので左足はそのままでいいです。
〈打ち方〉インパクトで終わりの意識で打つ
どうやって打つかというと、フォローフィニッシュはあまりとらずに、『上げてドン』で大丈夫です。フォローフィニッシュを取ろうとするとこの状態で身体が起きあがりやすくなります。これだけのツマ先下がりで身体が少しでも起きてしまうと、絶対に正確にバンカーショットは打てませんので、なるべくインパクトで止めるようにしましょう。その時も前傾の角度はキープです。
しっかりとヒザを曲げ、腰を落として構えます。ただ邪魔な右足は後ろにどかしましょう。スペースが右サイドにできれば簡単にクラブのヘッドを入れることができるので、以上のポイントをチェックすれば脱出は成功します。ぜひ皆さんも練習してみてください!
植村啓太氏プロフィール
植村啓太(K's Island Golf Academy)
1977年5月27日生まれ。16歳からゴルフを始め、23歳の若さでツアープロと契約し、ツアープロコーチとしてデビュー。現在では立山光広、菊池純、額賀辰徳のコーチを担当。また慶應義塾大学体育会ゴルフ部のテクニカルコーチを務め、自身が主宰する「K's Island Golf Academy」を世田谷にあるオークラランドでスタート。現在は代官山にメンバーシップアカデミーの「代官山スタジオ」をオープン。また大阪にあるゴルフ&ボディスタジオ「GOLDIA」で、自身初のプロデュースを手掛ける。
1977年5月27日生まれ。16歳からゴルフを始め、23歳の若さでツアープロと契約し、ツアープロコーチとしてデビュー。現在では立山光広、菊池純、額賀辰徳のコーチを担当。また慶應義塾大学体育会ゴルフ部のテクニカルコーチを務め、自身が主宰する「K's Island Golf Academy」を世田谷にあるオークラランドでスタート。現在は代官山にメンバーシップアカデミーの「代官山スタジオ」をオープン。また大阪にあるゴルフ&ボディスタジオ「GOLDIA」で、自身初のプロデュースを手掛ける。