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    青木瀬令奈 パットの基本〜肩甲骨と肩甲骨の間を動かすイメージでコロがり◎

    今季優勝こそないものの、中盤戦までに「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディース」2位、「北海道meijiカップ」3位タイと好結果を残している青木瀬令奈。彼女のパッティングの考え方を聞いた。

    配信日時:2018年9月11日 05時30分

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    青木瀬令奈(あおき・せれな)群馬県出身。1993年2月8日出身。2015年初シード獲得。2017年「ヨネックスレディス」でツアー初優勝を達成。

    ⇒青木瀬令奈 プロフィールはこちら
    ⇒青木瀬令奈 特選フォトギャラリーはこちら

    肩と腕でできる三角形を崩さなければ、方向性と距離感が合う!だけど…

    練習時間の少ないアベレージゴルファーにとって、パッティングする際、手首だけを使ってストロークすることは避けるべきだと思います。

    なぜなら、打つ度にインパクトの強さや軌道が変わりやすいので、ボールを正確にヒットできないし、距離感を合わせにくいからです。

    特に、ロングパットではボールを強く打とうとしてインパクトでパンチが入り、飛びすぎてしまいがちです。やはり、体をしっかりと回すことでストロークしたほうが、方向性と距離感はアップします。

    体を使ったストロークとして、肩と腕でできる三角形を崩さないように、とよくいわれます。確かに、その三角形が崩れなければ、体を使ったストロークができるでしょう。
    ですが…人によっては、三角形を意識するとスムーズにストロークできないかもしれません。実は私がそうなんです。イメージ以上にテークバックが大きくなったり、ターゲットラインに対して真っすぐ引きすぎてしまうのです。

    私は、体の胸側よりも背中側…左右の肩甲骨の間を動かす意識です!

    私の場合は、体の胸側よりも背中側を意識すると、スムーズにヘッドと体を動かせます。イメージとしては、左右の肩甲骨の間にある面を動かす感じですね。ほんの少し背中を回すだけで肩と腕の三角形が崩れず、しかもイントゥインの軌道でストロークできます。
    テークバックでアウトサイドに上げるクセがある私には絶好の予防法。ストローク全体を見ても、インパクトゾーンが長くなってボールを押せるので、ボールのコロがりがよくなり、ラインに乗りやすいメリットがあります。

    またテークバックとフォロースルーが同じスピードになるので、インパクトでパンチが入らず、ロングパットの距離感が合いやすくなりました。ショートパットでも、手首を使わないので、ミート率が上がり、カップインの確率が上がったと思います。

    パットに悩んでいるアベレージゴルファーの皆さんもぜひ一度試してみてください。

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