ナイスショットがグリーン奥に… 左足下がりのバンカー越えはフワッと高い球で攻略!
アマチュアだって、たまにはミラクルでスーパーなショットにチャレンジしたい! イチかバチかの1打を成功させるコツを中西直人が解説する。
配信日時:2024年4月9日 09時00分
セカンドをうまく打てたと思ったら、グリーンの奥へ……行ってみると、左足下がりでバンカーを超えないといけない地点で止まってピンチに! なんてシチュエーション、ゴルファーであれば一度は経験したことがあるだろう。ミスをすればバンカーに、バンカーを超えられたとしてもグリーンからこぼれやすい難しい状況での打ち方を、中西直人が解説する。
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グリーン周りでたまに遭遇する、左足下がり+バンカー越えのシチュエーションでは、フワッと球を上げてグリーンにピタリと止めることを考えます。
左足下がりのライでスクエアに構えると、ダウンスイングでヘッドが手前の地面に当たってしまってボールにうまくコンタクトできません。まずはクラブの通り道を作るために右足を引いてクローズスタンスで構えましょう。
クラブの通り道が確保できたら、左足体重をキープして傾斜なりに低くフォローを出すようにスイングします。こういったライでもスピンはしっかり入れたいので、ダウンスイングで右肩を前に出すよう意識しています。自然とヘッドがターンして、ボールがフェースに乗りやすくなるんです。難しいシチュエーションですが、この打ち方を覚えていればミラクルショットが打てるかもしれませんよ。
■中西直人
なかにし・なおと/1988年生まれ、大阪府出身。2010年にプロ転向し、翌年のQTで3位に入りレギュラーツアーへ。19年は「関西オープン」で最終日最終組を経験するなど活躍し、初シードを獲得した。岸和田出身の明るいキャラクターが魅力
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