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    【ゴルフの飛距離が大幅アップ】効果絶大の練習方法&トレーニングで目指せプラス30ヤード!

    1ヤードでも遠くへ飛ばしたい!――。プロやアマチュアを問わず、多くのゴルファーがドライバーの飛距離アップを目指しているはずです。今以上に飛ばすには、まず飛ばない理由を知ることが大切です。その上で、飛距離アップのコツ、飛距離アップに効果のある練習法やトレーニングを学んでいきましょう。

    所属 ALBA Net編集部
    ALBA Net編集部 / ALBA Net

    配信日時:2024年5月14日 08時03分

    • レッスン
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    • 飛ばし
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    1ヤードでも遠くへ飛ばしたい!――。プロやアマチュアを問わず、多くのゴルファーがドライバーの飛距離アップを目指しているはずです。今以上に飛ばすには、まず飛ばない理由を知ることが大切です。その上で、飛距離アップのコツ、飛距離アップに効果のある練習法やトレーニングを学んでいきましょう。

    PGAツアーNo.1の飛ばし屋・R・マキロイは、“コークスクリューパンチ”でロフトを立てて飛ばしていた!

    1.飛距離がでない原因とは?

    まずは「なぜ飛ばないのか」を考えてみましょう。ゴルファーの中には、筋肉隆々なのに飛ばない人や、逆に筋肉量が少ないのに飛ばす人がいます。その違いは効率性です。今ある自分の力を最大限ボールに伝えることができれば、非力でも飛距離を十分に伸ばすことができます。ではなぜ効率的にボールを飛ばせないのか、その原因を探ってみましょう。

    力んでいる

    「遠くに飛ばしたい」、「ヘッドを速く動かしたい」という気持ちが強いと、手先や肩などに力が入ったスイングになってしまいます。力を入れる部位を間違えると逆効果。ヘッドは速く動くどころか、スムーズに動かず、ヘッド軌道も不安定になってしまいます。

    ミート率が低い

    女性やシニアなどの非力な人でも、ミート率を上げれば飛ばすことができます。ミート率とは、ボールスピード(ボール初速)をヘッドスピードで割った数値のこと。スイングのエネルギーを効率よくボールに伝えることができたかどうかを示す目安です。ミート率が高いプロゴルファーは1.5程度の数値になります。

    腕の力で振っている

    ゴルフクラブは手で握ってボールを打つため、腕に頼ったスイングになりがち。しかし、腕の力だけでクラブを動かすと、効率的にエネルギーを生み出すことができません。また、手先のスイングは再現性が低い動きになるため、飛ばないだけでなくボールが曲がりやすくなってしまいます。

    グリップを正しく握れていない

    効率的にヘッドを動かすには、クラブを正しく握ることも重要です。ヘッドスピードが上がらないグリップの代表例が「パームグリップ」。つまり、手のヒラでクラブを握る形です。指先でひっかけるようにクラブを握る「フィンガーグリップ」なら、手首の動きがスムーズになってヘッドの運動量を増やすことができます。

    また、人差し指や親指に力が入ると腕と肩に力が入りやすくなるので要注意。小指、薬指、中指の3本でしっかり握る習慣をつけると力みづらくなります。

    2.飛距離アップするコツは?

    ゴルフには「飛びの3要素」というものがあります。「ボール初速」、「打ち出し角」、「スピン量」の数値をバランス良く整えることで効率的に飛距離を伸ばすことができます。

    ボール初速

    「飛びの3要素」の中でもっとも飛距離に影響するのがボール初速です。ボール初速とは、インパクト直後のボールのスピード。この数値が高ければ高いほど、ボールは飛びやすくなります。

    ヘッドスピードが速く、クラブヘッドを走らせることができる人はボール初速が速くなりやすいのですが、前出のミート率が低いとボール初速が上がりにくくなります。

    逆にヘッドスピードが速い人でも、上手にクラブヘッドを走らせることができ、高いミート率でインパクトすれば効率的にボール初速を上げることができます。

    打ち出し角

    「飛びの3要素」の2つ目は打ち出し角。インパクト直後のボールが飛び出す角度です。

    この角度の理想値はヘッドスピードによって異なります。例えば、ヘッドスピードが42m/sの人の場合は13~16度、30m/s台後半の人なら12~14度が目安です。

    この数字を下回る人やヘッドスピードが遅めの人は、打ち出し角を上げるためにアッパーブローを意識してみてください。最下点を過ぎた後、ヘッドが上昇している時にインパクトを迎える軌道です。

    アッパーブローで打つには、アドレス時のボール位置が重要です。左足カカト、左耳、左ワキの延長線上など、両足の真ん中よりも左足寄りにボールをセットすると、ヘッドが上昇したタイミングでボールをとらえられ、打ち出しが上がりやすくなります。

    スピン量

    3つ目の「飛びの3要素」はスピン量です。ゴルフボールは打ち出された後にバックスピンがかかりながら放物線を描いて飛んでいきます。この時のボールの回転量を示す数値がスピン量です。

    適正量はヘッドスピードが速いほど少なく、遅い人ほど多くなります。ヘッドスピード42m/s前後の人はスピン量2,500~2,700回転程度、ヘッドスピード30台後半の人は2,700~3,000回転程度が適正と言われています。

    これよりもスピン量が多いとボールが吹け上がって前に進まず、少ないと浮力が足りずにドロップして飛距離をロスします。

    下半身を使ったスイングをする

    「飛びの3要素」の数値をバランスよく揃えて効率良く飛距離を伸ばすには、下半身リードのスイングを身に着けるといいでしょう。特に女性ゴルファーやシニアゴルファーなど、ヘッドスピードに自信がない人は下半身リードのスイング習得を目指しましょう。

    ポイントはバックスイングで体をしっかり捩じることです。

    アドレス時の手元が体の正面にある状態をキープしたまま、胸板を右に回して体を捻転させてください。上半身と下半身の捻転差が大きくなると、切り返しで下半身から動き出しやすくなるはず。下半身リードでスイングできるようになります。

    アイアンの飛距離アップの方法は?

    ドライバーだけでなく、アイアンが飛ばずに悩むゴルファーも多いはず。アイアンの飛距離を上げるコツは、ダウンブローでインパクトすることです。

    アイアンは、ティアップするドライバーと違い、芝の上のボールを打つクラブ。ダウンブローでインパクトすることで適正なボール初速、打ち出し角、スピン量を得やすくなります。

    アッパーブローでインパクトするドライバーと異なるヘッド軌道になりますが、変えるのはボール位置だけでOKです。ドライバーでは左足寄りにボールを置きますが、アイアンは両足の真ん中辺りにボールをセット。ボール位置を変え、ドライバーと同じスイングイメージで振れば、最下点の手前でボールをとらえることができます。

    3.飛距離アップに効果的な練習方法

    ヘッドスピードが上がれば、ボール初速が上がって飛距離が伸びる可能性がアップします。ではどんな練習をすればヘッドスピードを上げることができるのでしょうか。オススメの方法を2つ紹介します。

    重いクラブと軽いクラブを交互に振る

    まずは普段使っているものより重いクラブで、できるだけ速く連続素振りをしましょう。10回程度行ったら、今度はいつもより軽いクラブで思い切りスピードを上げて連続素振りをします。その感覚のまま、いつものクラブでスイングしてみてください。ヘッドスピードがグンと上がっているはずです。

    重いクラブがない場合は、アイアン2本を持った素振りでもOK。軽いクラブがない場合は、ドライバーのヘッド側を持ってシャフトをビュンと振れば代用できます。

    タオルを使ったドリル

    昨年のプロテストでトップ合格した清本美波は、153センチと小柄ながら230ヤードを超える飛距離を持っています。彼女が飛距離アップのために行っているのがタオルを使ったドリルです。

    やり方は簡単。タオルの先端を結び、反対側のタオルの端を胸につけてアドレス。タオルをダランと垂らした状態からシャドースイングをします。そして、結んだ側のタオルの先端を体の後ろに飛ばすイメージで体を回転させてフィニッシュをとります。

    「コツは左足でしっかり地面を蹴ること。タテの動きで地面を使うと体の回転速度が上がります」と清本選手は語っています。

    詳細は関連記事→身長153センチでもぶっ飛び! 清本美波のタオルドリルは「体の後ろに飛ぶように地面を蹴る」 - ゴルフ総合サイト ALBA Netをご覧ください。

    4.飛距離アップに効果的なトレーニング

    ここまでは今の体のままで最大限にエネルギーを生み出し、効率的に飛距離を伸ばす方法を紹介しました。ここでは「トレーニングをしてもっと飛ばす体を手に入れたい」というゴルファーのために、効果的なトレーニング方法を紹介します。

    下半身を鍛える

    ツアー復帰が話題の成田美寿々。彼女が取り入れているのがスクワットで下半身を強化することです。メデョションボールを胸の前で持ち、片足を真横に踏み出し、重心を下げながら上体を捩じってスクワット。これを左右10回×3セット行うと、下半身の強化はもちろん、捻転に必要な周囲の筋肉も鍛えられるそうです。

    詳細は関連記事→成田美寿々を飛距離アップさせた体幹トレーニング - ゴルフ総合サイト ALBA Netをご覧ください。

    柔軟性を上げる

    ゴルフスイングは柔軟性がないと、体が回らず手先でクラブを振りやすくなります。ゴルフボディセルフ調律インストラクターのSAEさんが教える3分ストレッチで股関節の可動域を広げましょう。

    ヒザをついて四つんばいになり、その体勢から足を開きます。そして、ヒジを床に付けて腰を落とします。この際、体と太モモのライン、ヒザ、足首の3か所の角度が90度になるように意識するのがポイントです。

    詳細は関連記事→やるとやらないでは大違い! たった3分で股関節をほぐして飛距離アップ - ゴルフ総合サイト ALBA Netをご覧ください。

    5.飛距離アップの効果的なグッズ

    最後に飛距離アップに効果がある練習器具を紹介しましょう。この器具があれば、自宅でもトレーニングできるのはもちろん、ラウンド前のウォーミングアップにも活用できます。

    素振り棒で飛距離を伸ばす

    素振り用の練習器具は、各メーカーから様々なモデルが発売されています。形状や重さ、しなり方などはモデルごとに異なりますが、どれも効率的に飛距離アップできるよう考慮されて開発されています。前出のようにクラブを2本持ったり、ヘッド側を握って素振りするだけでも効果はありますが、専用の素振り棒を使えばさらに効率的に飛距離アップを狙えます。

    詳細は関連記事→1本あれば飛距離も精度もアップ!球を打つより断然「素振り棒」 - ゴルフ総合サイト ALBA Netをご覧ください。

    6.まとめ

    今回は、多くのゴルファーが目指す「飛距離アップ」について解説しました。「ゴルフは飛距離を争うスポーツではない」という人がいるかもしれませんが、ドライバーの飛距離が伸びれば、セカンドショットは1番手、2番手短いクラブを持つことができ、次打でグリーンをとらえられる可能性が高くなります。つまり、飛距離アップはスコアメイクに直結する要素でもあるのです。この記事を参考にして効率的に飛距離を伸ばしてください!

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