【診断】アドレスで左右どちらのツマ先を開くのが正解?『目を閉じて5秒足踏み』でチェック!
信じられないような新理論「パワーコネクティング」であなたに合ったアドレスを見つけよう。
配信日時:2024年8月28日 22時45分
スイングやアドレスをいろいろ試行錯誤しても、なかなか良くならない…と悩んでいる人は、自分に合っていない動きにトライしているのかも? 川崎志穂などを教える平尾貴幸氏は「人によって力の入る角度や負担の少ない姿勢は違います。100人いれば100通りの打ち方があるのです。パワーコネクティング(※1)ならあなたの力を引き出せるアドレスを見つけられますよ」という。今回は、よりパワフルに振れるのはどちらのツマ先を開いたときかを調べる。
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平尾:アドレス時に、両足のツマ先を少し開くのがスタンダードだといわれていますが、左足のツマ先を開く選手も、右足のツマ先を開く選手もいます。パワーコネクティングで調べれば、あなたに合っているのがどちらか簡単に分かります。
川崎:今回はどんな方法なんでしょうか?
平尾:両目を閉じて、その場で5秒間足踏みしてみてください。目を開けたとき、ツマ先はどちらを向いていますか?
川崎:私は右を向いていますね。ということは、右足を開いた方が力が入るのでしょうか?
平尾:その通り! ツマ先が右を向いた人は、アドレスのときに右足を20~30度開くと力が出ます。一方で、ツマ先が左を向いた人は、アドレスのときに左足を20~30度開いてみましょう。
川崎:本当に力の入り方が変わるか怪しいですね……
平尾:では、力の入り具合を2人で確かめましょう。ツマ先を極端に右に向けて基本姿勢(※2)を取り、もう1人に引っ張ってもらってください。
川崎:力がグッと入って、引っ張られてもその場で耐えられます!
平尾:次に、ツマ先を極端に左に向けて基本姿勢を取り、もう1人に引っ張ってもらいましょう
川崎:え? びっくりするくらい力が入らないです……引っ張られるとすぐに前に倒れちゃいます!
平尾:やはり川崎プロは右足のツマ先を開いた方が力が入るタイプですね。ツマ先を極端に左に向けて力が入った人は、左足を開いた方が力が入るタイプです。パワーコネクティングでは、今回のような進め方で、その人の力の入る姿勢を見つけ、最大限のパワーを発揮できるアドレスを見つけられます。ぜひ試してみてくださいね。
■川崎志穂
かわさき・しほ/1996年生まれ、千葉県出身。2017年にプロ入り。身長170センチの長身から放たれる260ヤード越えのロングドライブが武器。ミツウロコグループ所属。
■平尾貴幸
ひらお・たかゆき/1979年生まれ。日本大学ゴルフ部出身で25歳からレッスン活動をスタート。川崎志穂を17歳から指導し、新垣比菜などのコーチも務めた。PGAティーチングプロA級取得。
(※1)
野球、バスケットボール、格闘技などあらゆるスポーツで話題になっている新しい運動理論。力が入りやすく、体が動きやすい姿勢は一人一人違っていることを前提として、一人一人に合ったポジションを提唱する。
(※2)
両ヒジを90度くらいに曲げて体に付け、腰を少し落とすのがパワーコネクティングの基本姿勢。この姿勢で引っ張ってもらい、力が入るかどうかをチェックする。
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