ダイヤモンド世代の筆頭! 川崎春花に聞いた「アイアンでダフらないコツ」
昨年70%を超える高いパーオン率を武器に、ルーキーながら2勝を挙げた川﨑春花。 屈指のショットメーカーに、ダフリを防ぐポイントを教えてもらった。
配信日時:2023年9月6日 08時38分
アイアンでダフるゴルファーを見ていると、手先でクラブを振り下ろしてアーリーリリースになっている場合がほとんど。そうならないために大切なのは、クラブを下半身で振り下ろして体の回転で振り切ることです。
ポイントは、下半身の使い方にあります。下半身をヨコではなくタテに動かす。切り返しから左足で踏み込み真下にしゃがんだら、ダウンスイング以降では、左ヒザを伸ばして地面を蹴ることが重要です。そうすると、クラブに遠心力が働くため、体の回転で振れてダウンブローに打てるんです。
注意したいのは左腰がスエーしないこと。左足付け根に乗って回るイメージを持つと、左サイドの壁ができて正確にミートできます。トップでは右尻を後ろに引いて、右足付け根に乗ることも意識すると、手先で振り下ろす動きを防げますよ。
川﨑 春花
かわさき・はるか/2003年生まれ、京都府出身。22年は序盤に苦しむも、9月の「日本女子プロ」、10月の「NOBUTA GROUPマスターズGCレディース」と2勝を飾った。ダイヤモンド世代の出世頭。村田製作所所属