金クミが腰痛になって気づいたポイント「フルスイングをやめたらパーオンが増えますよ」
金田久美子が腰痛で気づいた超効率打法“10時-2時スイング”を教えてくれた!
配信日時:2023年9月20日 06時21分
フィニッシュを小さく抑える10時-2時スイングを身に付けるきっかけはケガでした。4年前から腰痛に悩み、さらに2021年の試合の練習日に転んで、左足を捻挫してしまい、最後まで振り切ることができなくなったんです。
ケガが治るまでは……と小さなフィニッシュでゴルフを続けたのですが、想像以上に真っすぐ飛ばせるし、飛距離もほとんど落ちないことに気付きました。それ以来、ケガが良くなった後もライン出しのイメージで10時-2時スイングを続けることにしたのです。
フルショットに比べて、10時-2時スイングは、トップもフィニッシュも小さくなるぶん、体の軸がブレません。また、ダウンスイングでコックも保ちやすくなるので、ハンドファーストをキープしたまま、ちょいダウンブローにヘッドを入れられます。だからしっかり芯に当てて飛距離を稼げるんです。よりインパクトに力を集約できるので、タテ距離も、方向性も驚くほど安定しますよ。
金田久美子
かねだ・くみこ/1989年生まれ、愛知県出身。天才少女と呼ばれ、2011年に初優勝。その後はシード落ち。2022年はショットが復調し、悲願のツアー2勝目を挙げた。スタンレー電気所属