インパクトでアドレスの再現じゃダフる! 正しいイメージは「フォローでアドレスを再現」?
アイアンショットの代表的なミスといえばダフリ。アマチュアがダフってしまう主な原因として「手打ち、アーリーリリース、スエ―の3つだと思います」と、今季ABEMAツアーを主戦場とし、第2戦となる「i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘」で首位と1打差の2位タイに入る活躍を見せた尾崎慶輔は話す。今回は「アーリーリリース」の直し方を教えてくれた。
配信日時:2024年5月8日 07時20分
アイアンショットの代表的なミスといえばダフリ。アマチュアがダフってしまう主な原因として「手打ち、アーリーリリース、スエ―の3つだと思います」と、今季ABEMAツアーを主戦場とし、第2戦となる「i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘」で首位と1打差の2位タイに入る活躍を見せた尾崎慶輔は話す。今回は「アーリーリリース」の意外な直し方を教えてくれた。
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多くのアマチュアゴルファーが悩んでいるのが、ハンドファーストでインパクトできないことだと思います。
右手首の角度をキープしてインパクトするコツは、インパクトを目指して振らないこと。「インパクトはアドレスの形の再現」といわれることもありますが、インパクト時にはすでにアドレスよりも腰が左に回ってるので完璧にアドレスの形を再現できないはずです。
むしろ、インパクト時にアドレスを再現しようとするから、体の回転が止まって上体が起き上がり、ヘッドをボールに届かせようとして手首がほどけ、ダフってしまうのです。
なので、フォローのタイミングで、アドレス時の腕の三角形や右手首の折れ具合、フェースの向きを再現するイメージで振ってみてください。アーリーリリースがなくなって、ハンドファーストで球を捉えやすくなりますよ。
インパクトをゴールにしないためにおすすめなのが、フォローから始動するドリルです。いつも通りにアドレスしたら、一旦フォローを作って静止。この状態からスイングすればフォローを目指しやすくなります。
また、ダウンスイングで右ヒジが体から離れると手首がほどやすくなるので、右腕を体にくっつけたまま片手打ちする練習法も効果的。左手を右腕に添えると、より動きを意識しやすくなりますよ。
■尾崎慶輔(おざき・けいすけ)
1991年生まれ、徳島県出身。明徳義塾高時代に「高知アマ」を制覇。東北福祉大4年時にプロ宣言。2022年には史上2人目の2週連続ホールインワンを達成。ABEMAツアーを主戦場とし、第2戦となる「i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘」で2位タイの活躍を見せた。平川カントリークラブ所属。
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●チェックポイントをいくつも意識していると、動きがぎこちなくなってしまうことも……。それよりも、「○○○のように振ってみて」と言われた方が、イメージが広がって良いフォームになることがあるのでは? 悩めるアナタには関連記事【豆腐、アイス、弓矢にメンコ……アナタに合うのはどれ〜】がオススメ。一発開眼の可能性を秘めていますよ!