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    6年ぶりにシニアツアー出場 原辰徳氏のキャディを務めるトップアマは、初日のプレーをどう見た?

    国内シニアツアー「ファンケルクラシック」に、読売巨人軍の前監督で大会特別顧問も務める原辰徳氏が6年ぶりに出場している。

    所属 ALBA Net編集部
    ALBA Net編集部 / ALBA Net

    配信日時:2024年10月18日 23時54分

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    原辰徳氏のキャディを務める庄司由(写真提供:日本プロゴルフ協会)
    原辰徳氏のキャディを務める庄司由(写真提供:日本プロゴルフ協会)
    • 66歳にして270ヤード飛ばす場面も(写真提供:日本プロゴルフ協会)
    • ペインターゴルフのシューズを履いている(写真提供:日本プロゴルフ協会)
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    66歳にして270ヤード飛ばす場面も(写真提供:日本プロゴルフ協会)

    66歳にして270ヤード飛ばす場面も(写真提供:日本プロゴルフ協会)

    国内シニアツアー「ファンケルクラシック」に、読売巨人軍(以下、巨人)の前監督で大会特別顧問も務める原辰徳氏が6年ぶりに出場している。一般営業のコースよりもグリーンが硬く速く仕上げられたツアーセッティングの中で、「66歳にしてはまずまずでしょう」と、初日は2バーディ・8ボギー・1ダブルボギーの「80」で回り、8オーバー・75位タイで滑り出した。

    少し左を向いて66歳で270ヤード! 原辰徳氏のドライバースイング【連続写真】

    原氏の横でキャディとしてアドバイスを送るのは、神奈川県を代表するトップアマの庄司由(ゆう)。日大出身で1987年生まれの庄司は、15年の「関東アマ」「関東ミッドアマ」や、16年の「日本ミッドアマ」の優勝経験があり、プロゴルファーの中でも知られた存在だ。原氏とは共通の友人を介して今年知り合った。

    そんな30歳下の庄司を原氏は「僕の先生」と表現する。原氏はプロ野球選手時代からゴルフ好きで知られ、一時はJGAハンディキャップが「1」にまでなった腕前。巨人の監督を退任したのを機にゴルフ競技へ参加したいと考えていた。そんなときに庄司と出会い、日頃から練習やラウンドを重ねているという。

    どんなことを教えているのか、“先生”に聞いてみた。「もともとゴルフは上手なので、アライメントとか、コースの攻め方とか、クラブ選択とか、アドレス時のボールとの距離とか、極端に大きなことは言ってないです」。技術面というよりコースマネジメントに重きを置いているようだ。

    また、左から右に曲げるフェードが持ち球の原氏は、左に向き過ぎてしまう癖があり、「アライメントがズレるので、ボールがつかまらずに右に曲がりすぎてしまったり、左に引っかけたりもする。普段からスクエアにした方が良いですよとは言っています」と庄司はいう。

    さらに、試合の独特な雰囲気の中で、実力を発揮することの難しさにも言及する。「プロの試合は6年ぶりで、プロとアマチュアで歩くペースも違うし、ゴルフのペースも違う。その辺は慣れかなと思います」。歩くペースも判断の速さも、毎週のようにプレーしているプロの方が速いのだ。

    初日のラウンド後は「なかなか味わうことのできない緊張感という点では、何となく熱い血が流れたなという感じはします」と独特な感想を持った原氏。6年前の18年大会では、初日「78」、2日目「86」と大きく落としたが、最終日にパープレーの「72」で回っている。おそらく2日目以降も大勢のギャラリーが原氏の組につくことが予想される。熱い声援を背中に受けながら庄司とのコンビで、沸かせるプレーを期待したい。

    ペインターゴルフのシューズを履いている(写真提供:日本プロゴルフ協会)

    ペインターゴルフのシューズを履いている(写真提供:日本プロゴルフ協会)

    ◇ ◇ ◇

    ●どんなに体の動きが良くても、ボール位置が間違っていると真っすぐ飛ばない。関連記事の【片山晋呉が考える“飛んで曲がらない”ドライバーのボール位置は「自分から見てトゥ寄り」】をチェックしよう。

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