平均飛距離1位を独走! 河本 力が考える「本当の下半身リード」とは?
平均飛距離は326ヤードを超え、2位に10ヤード以上差をつけてトップを独走中の河本 力。そんな河本が考える下半身リードとは、腰を回すことではなかった。
配信日時:2023年9月11日 04時26分
昨年、ドライバーが安定して2勝を挙げられた要因は、地面を足裏で感じられるようになったことが大きいです。しっかり下半身が使えるから、思い切り振ることも、スピードを抑えることもできて、“凶器”だったドライバーを“武器”にすることができたのです。
では、どうして地面を感じられるようになったのか。それは、地面を蹴るのではなく、「右足を刺し込む」とイメージを変えたことがポイント。地面を蹴るイメージだとスエーなどの原因になるんです。
まずアドレスでは、右足のくるぶしの下部分を中心に足裏全体を地面にグッと刺し込みましょう。テークバックでは左ヒザが流れないように注意しながら、少しずつ右足に体重をかけて、さらに刺し込んでいきます。切り返し後には、両ヒザを開いたガニ股の状態をキープすることで、より深く右足を刺し込むことができます。これで結果的に右足で強烈に踏み込めるため、ヘッドが驚くほど走ってくれますよ。
河本 力
かわもと・りき/2000年生まれ、愛媛県出身。昨年は平均315.74ヤードをマークし、ドライビングディスタンス1位に輝いた飛ばし屋。シーズン2勝を挙げ、賞金ランクも9位と大躍進した