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50代、60代は低くなりがち 両ワキを空けた「高いトップ」で飛距離アップしよう!

50代、60代は低くなりがち 両ワキを空けた「高いトップ」で飛距離アップしよう!

最長飛距離365ヤードを誇る高島早百合に、飛距離不足に悩む50代、60代のヘッドスピードが上がる「高いトップ」の作り方を聞いた。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年9月29日 09時45分

ヒジが肩より高いトップはヘッドを加速できる。ワキを締めることは方向性アップにつながるが、飛距離を優先するならワキを空ける方が効果的
ヒジが肩より高いトップはヘッドを加速できる。ワキを締めることは方向性アップにつながるが、飛距離を優先するならワキを空ける方が効果的 (撮影:相田克己)
トップが低くなると、ダウンスイングでシャフトが寝て、スイングが窮屈になる。フェースも開きやすいので大幅に飛距離が落ちる
ノーコックで高いトップを作るとダウンスイングが力強くなる
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トップが低くなると、ダウンスイングでシャフトが寝て、スイングが窮屈になる。フェースも開きやすいので大幅に飛距離が落ちる (撮影:相田克己)

かつて飛ばし屋の象徴は300ヤードだった。それが今ではクラブやトレーニング方法の進化により、男子で300ヤード飛ぶのは珍しくなくなり、女子でも300ヤードの大台に突入。そのひとり、最長飛距離365ヤードを誇る高島早百合に、飛距離不足に悩む50代、60代のヘッドスピードが上がる「高いトップ」の作り方を聞いた。

両ワキを空けた高いトップでぶっ叩く! 高島早百合のドライバースイング【連続写真】



シニア世代の男性ゴルファーで「最近、飛距離が落ちてきた」と悩んでいる人の共通点は、トップが低くなっていること。年齢を重ねると筋肉も硬く、可動域も狭くなるので仕方のないことなのですが、昔の飛距離を取り戻したいならトップを高くしてください。

体が硬くなってきたら、ツマ先体重の方が体を回しやすい。バックスイングのイメージは体の正面でバンザイ。手元が頭より高い位置まで上がればOK

体が硬くなってきたら、ツマ先体重の方が体を回しやすい。バックスイングのイメージは体の正面でバンザイ。手元が頭より高い位置まで上がればOK (撮影:相田克己)

もう一度、トップを高くするためにはノーコックでクラブを上げること。コッキングをするとベテランゴルファーほど縮こまったスイングになってしまう。ノーコックだと体がキツいので、両ワキを空けてもOK です。ワキを空けると、体が硬い人でも上半身が動きやすい。腕の動きだけを考えるとアドレスから「バンザイ」をして真上に腕を上げるイメージです。

ノーコックで高いトップが作れるとダウンスイングが力強くなります。このレッスンで若い頃よりヘッドスピードが上がって飛ぶようになった人もいっぱいいます!

■高島早百合
たかしま・さゆり/1992年生まれ、京都府京都市出身。名門・東北高校を卒業後、11年のプロテストに合格。18年にはドラコン競技に出場し、365ヤードを記録した。

高島早百合が飛距離アップレッスン

高島早百合が飛距離アップレッスン (撮影:相田克己)

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●低いトップからクラブを寝かせて下ろす『シャローイング』を取り入れているプロは多い。しかし、プロコーチの南秀樹は「アマチュアがやると右プッシュやシャンクが出ます」と警鐘を鳴らす。関連記事の【ネリー・コルダの“高いトップ”なら、シャフトのしなりが使える!】では、オーバースイングにならない『高いトップ』の作り方を南が詳しく解説している。

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