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    球がつかまらない原因はボディターン!? 藤田さいきが考える“良い手打ち”と“悪い手打ち”の違いとは

    「手打ちは飛ばない」「手打ちは曲がる」。レッスンではしばしば悪者として登場する“手打ち”。4月11日(木)発売のゴルフ雑誌ALBA890号の特集では、“良い手打ち”と“悪い手打ち”について藤田さいきに取材している。

    所属 ALBA Net編集部
    ALBA Net編集部 / ALBA Net

    配信日時:2024年4月10日 08時05分

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    腕全体でボールを包み込みように使うのが良い手打ち
    腕全体でボールを包み込みように使うのが良い手打ち (撮影:佐々木啓)
    • 体を回そうとする意識が強すぎて、インパクト前に体が開いて振り遅れる。芯に当てることが難しく、フィニッシュではバランスを崩しがち
    • 肩から先でボールを包み込むように腕を使うのが良い手打ち。インパクトで体が開きにくくボールがつかまる
    • 手首をこねてつかまえるのが悪い手打ち。これだと本当に手首が動くだけで体は連動しない
    • フォローで右手首と左手首をくっつけるイメージで、腕全体を使ってボールをつかまえていく。すると自然に体も連動する
    • 藤田さいきのドライバースイングを上から見てみると、手を使って打っていることがよく分かる
    • 藤田さいきのドライバースイングを上から見てみると、手を使って打っていることがよく分かる
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    体を回そうとする意識が強すぎて、インパクト前に体が開いて振り遅れる。芯に当てることが難しく、フィニッシュではバランスを崩しがち

    体を回そうとする意識が強すぎて、インパクト前に体が開いて振り遅れる。芯に当てることが難しく、フィニッシュではバランスを崩しがち (撮影:佐々木啓)

    「手打ちは飛ばない」「手打ちは曲がる」。レッスンではしばしば悪者として登場する“手打ち”。その一方で、“ボディターン”を意識し過ぎて手が使えず、ボールがつかまらないゴルファーが増えている。4月11日(木)発売のゴルフ雑誌ALBA890号の特集では、“良い手打ち”と“悪い手打ち”の違いについて藤田さいきに取材している。

    「ボディターンを意識しすぎるのは危険です。体を開いてしまったらフェースをコントロールできません。とにかく球をつかまえることができない。振ったらスライスしか出ないし、チョロでも何でも出ます」と藤田は警報を鳴らす。

    ピッチングウェッジなどのショートアイアンはそれなりに真っすぐ飛ばせても、ドライバーのようにクラブが長くなると振り遅れの症状は顕著に出る。「そんな症状に心当たりがある人は、フェース面を構えたラインに戻す作業を手でしなければならないんです。手を使わないと上手くなりませんよ」。

    手を使うと言っても、良い手打ちと悪い手打ちがある。その違いは?

    肩から先でボールを包み込むように腕を使うのが良い手打ち。インパクトで体が開きにくくボールがつかまる
    手首をこねてつかまえるのが悪い手打ち。これだと本当に手首が動くだけで体は連動しない
    フォローで右手首と左手首をくっつけるイメージで、腕全体を使ってボールをつかまえていく。すると自然に体も連動する
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    肩から先でボールを包み込むように腕を使うのが良い手打ち。インパクトで体が開きにくくボールがつかまる (撮影:佐々木啓)

    「ほとんどのアマチュアの方は、手首でクラブをこねるのがつかまる動きだと勘違いしている。それだと右肩が前に出てフェースをスクエアに戻すのが難しいんです。私が考える良い手打ちは、肩から先の腕全体を使って、ボールを包み込む動き。フォローで右手首と左手首をくっつけるイメージで振っていくと、右肩が前に出ないし、左肩が後ろに引けることもないので体が開きません」

    結果として、腕全体を使ってボールをつかまえると、自然と体も使えてくる。先に体で振ろうとすると腕はついてこないが、腕でつかまえる動きを先に覚えると体もついてくるのだ。「良い手打ちはフェースにボールに当たっている時間が長くなるので、曲がり幅も少なくなります。最初はクラブを握らないシャドースイングや、クラブを胸の高さで振る水平素振りで、腕全体でボールを包み込む動きを確認してみてください」。

    ■藤田さいき
    ふじた・さいき/1985年生まれ、静岡県出身。10年の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」など、ツアー通算6勝を挙げているベテラン。今季は日本人最年長シードとなる38歳でツアーを戦う。

    藤田さいきのドライバースイングを上から見てみると、手を使って打っていることがよく分かる
    藤田さいきのドライバースイングを上から見てみると、手を使って打っていることがよく分かる
    藤田さいきのドライバースイングを上から見てみると、手を使って打っていることがよく分かる
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    藤田さいきのドライバースイングを上から見てみると、手を使って打っていることがよく分かる
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    藤田さいきのドライバースイングを上から見てみると、手を使って打っていることがよく分かる
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    藤田さいきのドライバースイングを上から見てみると、手を使って打っていることがよく分かる (撮影:佐々木啓)

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    ●多少曲がってもいいから同組のライバルたちより1ヤードでも遠くに飛ばしたい。そんなアナタは関連記事【もう飛ばないなんて言わせない! レッスン大特集】を要チェック。ヘッドスピードの上げ方、効率のいい当て方が満載です。

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