“運”研究の世界的権威、リチャード・ワイズマン博士の理論をゴルフに応用してみた!【超真面目な話です】
〝運は天に任せるもの〟と思っている人が多いが、実は自分でコントロールできる。運を引き寄せるための5つの法則とは……。
配信日時:2024年3月5日 05時10分
以前、「運の良し悪しで一喜一憂しないように」という話をしたことがありますが、実は運というのは、心の持ち方次第では自ら引き寄せることができます。
これからお話することは、“運”の研究に関して世界的権威であるリチャード・ワイズマン博士の理論を応用して、私がゴルフ用に開発したもの。5つの法則にまとめたので、参考にしてください。
【法則1 “食わず嫌い”に幸運なし】
現在、ちまたにはいろいろな情報が溢れていますが、それらを貪欲に試すことが大事です。“食わず嫌い”に幸運なし。好奇心旺盛な人ほど運を引き寄せられます。
【法則2 笑う門には福来たる】
“笑う門には福来たる”といわれますが、これはゴルフにも通用します。特に、調子が悪いときどれだけ笑顔でいられるかが、運の行方を左右するのです。
【法則3 ポジティブ思考】
不運な出来事が起こったとき、「やってしまった」と考えるのではなく、「自分の力量を試すチャンス」と捉えることが大事です。運が悪いと考えるか、それともついていると考えるか。これが運不運の分かれ目なのです。
【法則4 直感を信じる】
ラウンドでは論理的な思考にならず感性を働かせることで、自らの潜在能力が目覚め、運も呼び込めます。もちろん、コースの基本情報を頭に入れておくことは重要ですが、その作業は事前にやっておくべきこと。ラウンド中は理詰めで攻めるのではなく、自らの直感を信じてプレーをしましょう。
【法則5 期待と自信を持つ】
プレー中は自分への期待を常に持ち、前向きなメッセージを自分に投げかけながらプレーをしましょう。「オレは上手い」「このショットは必ずグリーンに乗るはず」。自らを褒め称えることで、運も近づいてくるものです。
解説:児玉光雄
こだま・みつお●追手門学院大学特別顧問。過去25年にわたりツアープロのメンタルカウンセラーを務める。現在、6名のツアープロのメンタル面をバックアップしている。日本スポーツ心理学会会員
※『アルバトロス・ビュー』870号より抜粋
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