アナタはできる? “ウェッジの天才” 伊澤秀憲が見せてくれた「ツアープロでも難しい」超絶テクニック
伊澤秀憲がアプローチ取材の撮影の合間に見せた技がすごかった。
配信日時:2024年7月13日 05時42分
『アプローチの神』や『ウェッジの天才』と呼ばれ、そのテクニックは石川遼をはじめとするツアープロたちからもリスペクトされている伊澤秀憲。11日(木)発売のゴルフ雑誌ALBA896号では、伊澤が低く出てギュギュッと止まるスピンアプローチの打ち方を紹介しているが、その撮影の合間に見せた技がすごかった。
最初に披露したのは、自身のYouTubeチャンネル『アンダーパーゴルフ倶楽部』でも公開しているアドレスの形からボールをフェースに乗せて拾い上げ、自分でキャッチする技。ボールの下にヘッドを入れることができればそこまで難しくはない。
次に見せてくれたのは「バックするのはレベルが違うくらい難しい。一発でできたらすごい」という技。ボールを地面からフェースに乗せるまでは同じだが、そのままゆりかごのように左右にブラブラさせるのだ。ゆりかごと違うのは、フェースにはボールが転げ落ちないようにするフレームがないこと。高度なクラブコントロール技術が必要となる。
「フェースを動かすスピードが速いとボールの下を抜けしまうし、遅いと乗らない。いいスピードの中でボールの裏側にカバーして、カバーして、カバーしてというのを連続してやる。拾い上げるのは練習すればできると思いますけど、こっちはツアープロでも難しい。いきなりできるのはツアープロでも2%くらいじゃないですか」
それを近くで見ていたプロテスト合格を目指す20歳の藤川玲奈は「ヤバイ…」と絶句。ゴルフ仲間に披露すれば自慢できるのは間違いないが、「クラブコントロールが身に付くので、あれができるようになるとアプローチでもいろいろできますね」と伊澤は補足する。グリーン周りのバリエーションを増やすためにも、伊澤の超絶テクニックに挑戦してみよう。
■伊澤秀憲
いざわ・ひでのり/ 1991年生まれ、神奈川県出身。2020年にプロコーチの森守洋氏のYouTubeで「世界一のアプローチ技術を持つ男」として紹介され、その常軌を逸したテクニックが注目を集める。現在はツアープロやジュニアを教えながら、自身のYouTube『アンダーパーゴルフ倶楽部』でレッスン動画を配信している。叔父は伊澤利光。
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