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    90を切るアプローチは、SWの“ピッチショット”&PWの“ランニング”の2種類でいい

    90切りを目指すアベレージゴルファーなら、上げるアプローチと転がすアプローチの最低2種類があれば十分。23日(木)発売のゴルフ雑誌ALBAでは、やさしい上げ方と転がし方について小鯛竜也に聞いている。

    所属 ALBA Net編集部
    ALBA Net編集部 / ALBA Net

    配信日時:2024年5月23日 06時55分

    • レッスン
    • アプローチ
    • 小鯛竜也
    • ボールを左足寄りに置いて、左ツマ先を開く
    • ボール半個分ヘッドを離して構え、その位置に落とせば、ソールが滑ってボールがフワッと上がる
    • ガチガチに強く握るとヘッドがスムーズに動かない。クラブも飛ばせるくらいゆるゆるに握ろう
    • フワッと上げるピッチショット
    • フワッと上げるピッチショット
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    ボールを左足寄りに置いて、左ツマ先を開く
    ボール半個分ヘッドを離して構え、その位置に落とせば、ソールが滑ってボールがフワッと上がる
    ガチガチに強く握るとヘッドがスムーズに動かない。クラブも飛ばせるくらいゆるゆるに握ろう
    フワッと上げるピッチショット
    フワッと上げるピッチショット
    フワッと上げるピッチショット
    フワッと上げるピッチショット
    フワッと上げるピッチショット
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    フワッと上げるピッチショット
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    ボールを左足寄りに置いて、左ツマ先を開く (撮影:鈴木祥)

    ツアープロはボールのライとグリーンの状況を見て、多くの選択肢の中から一番寄せやすいアプローチを選択している。それはアンダーパーを出すゴルフ。90切りを目指すアベレージゴルファーなら、そこまでのバリエーションは必要ないだろう。上げるアプローチと転がすアプローチの最低2種類があれば、そこまで硬くもなく速くもない通常営業のグリーンには対応できる。23日(木)発売のゴルフ雑誌ALBAでは、やさしい上げ方と転がし方について小鯛竜也に聞いている。



    ■上げるときはボール半個分ヘッドを離す

    ボールをフワッと上げるピッチショットはそこまで難しい打ち方ではありません。使用するのはサンドウェッジ。ボールを左足寄りに置いて、ヘッドをボール半個分離して構えます。ここでボールとヘッドを近づけて構えると、トップが出る危険があるんです。ボールからヘッドを離して構え、そこにヘッドを落とせばソールが滑って確実にボールを拾うことができます。

    グリップをガチガチに強く握るのもミスの元。ボールと一緒にクラブも飛んでいくくらい緩く握れば、ソールを滑らせやすくなりますよ。

    PWを握り、ボールを右足寄りに置いたら、ロングパットのイメージでストレートに振る
    PWのランニングアプローチ
    PWのランニングアプローチ
    PWのランニングアプローチ
    PWのランニングアプローチ
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    PWのランニングアプローチ
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    PWを握り、ボールを右足寄りに置いたら、ロングパットのイメージでストレートに振る (撮影:鈴木祥)

    ■転がしはPWでロングパットのイメージ

    また、エッジからピンが近かったり、手前にハザードがあったり、下り傾斜に打っていくようなことがない限り、アプローチは転がしのほうが簡単です。パターの感覚で打てるので距離感も合わせやすいと思います。

    ロフトが寝たサンドウェッジで低く出そうとすると刃が地面に刺さるので、初めからロフトが立っているピッチングウェッジを使いましょう。ボールを右足寄りに置いて両足を揃えたら、左ツマ先を少し開きます。そうすることでフォローがスムーズに出るんです。

    そして、両腕と胸で作る三角形を保ったまま、ロングパットのイメージで飛球線に対してストレートに振ると、正確にミートできて方向性も出ますよ。

    小鯛竜也
    こだい・たつや/1990年生まれ、大阪府出身。2017年の「マイナビABCチャンピオンシップ」でツアー初勝利。今季は下部のABEMAツアー「Novil Cup」でトータル13アンダーで並んだ5人のプレーオフを制して優勝した。

    小鯛竜也がアプローチレッスン

    小鯛竜也がアプローチレッスン (撮影:鈴木祥)

    ◇ ◇ ◇

    「アプローチはバンスを使って打つ」。そんなことは分かっているけど、本当にうまく使えているかは不安。そんな人は関連記事【倉本昌弘が教えてくれた『バンス』が使えるアプローチ】をチェック。

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