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スコアアップにはアドレスが一番大事【動画リンク有】

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スエーやオーバースイング、さらに腰痛などのケガも、その大きな原因に悪いアドレスがあるという矢野。そこで、スイングにとってどれだけアドレスが重要なのか分かりやすく解説する。 矢野東(やの・あずま)。1977年生まれ。10歳からゴルフを始め、日本大学在学時には素質が開花し、多くのタイトルを獲得した。 2000年にプロデビューし、2005年『アサヒ緑健よみうりメモリアル』で初優勝。ツアー通算3勝を誇る。

所属 ALBA TV
アルバティービー / ALBA TV

配信日時:2023年2月18日 06時00分

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【動画】スコアアップににはアドレスが一番大事

アドレスが一番大事

ゴルフで一番大切なのは、アドレスの細かい体のポジションです。

アマチュアの方たちを見ていると、大事な部分を飛ばして、真新しい部分だけを意識して直している方がすごく多くて、僕たちからするとすごくもったいないことをしているなと。そこだけやってもうまくならない、変わらないのになっていう思いで見ています。

じゃあ、「アドレスってどういうものなのか」。

みなさんが想像できるのは、ボールの位置や姿勢といった「外から見えるもの」かもしれません。

でも本当に大事なのは、ポジションです。結局ゴルフというのは、骨盤、背骨など大きいパーツを動かすものなので。

ミスは「結果的に」直るもの

たとえば、よくあるのがスエーが直らない人。どうしてもテークバックで腰が右に動いてしまう。

そういう人たちが一番最初に取り組むことは、腰を止めるんですよね。止めて、動かないで回す。でもこれをやっても、ほとんどの場合が飛ばなくなったり、曲がったり、腰を痛めたりします。

もっと根本的なアドレスの部分を知る必要があるんです。

もうひとつ代表的なものが、オーバースイング、フライングエルボーですね。どうしてもトップで手が大きく動いてしまう。

これもみなさんがやることはきっと、コンパクトに止めて、そこから一生懸命打つみたいなことでしょう。でも、これも同じように、飛ばなくて曲がる、あるいは、怪我につながる。

本当のゴルフのスイング改造は、たとえばアドレスのポジションで、骨盤を少しイジるだけで、「結果的に」スエーが直ったり、「結果的に」オーバースイング、もしくはフライングエルボーが直る、これが正解なのです。

タイガー・ウッズとかマキロイとか、世界のトップ選手たちってすごくいい動きをしますよね。でも彼らは、そんなところは意識してないんですよ。「いいスイングをしようとして仕上がってる」わけじゃなくて、「結果的に」できちゃってるというか。

この「結果的に」いいスイングになるっていうことがすごく大事です。

「作る」のではなく「いいアドレスで勝手にシンクロする」ように

アマチュアの方は、僕から見て強引にいいスイングを「作ろうとしてる」というところがあるので。

ゴルフのスイングは、「いいアドレス・いいセットポジションを作ると、すべてが勝手にうまくシンクロする」、これがすごく大事だということを、しっかり意識してもらいたいと思います。

YouTubeやゴルフ雑誌などを見て、細かい部分ばかりを意識して練習しがちですよね。

例えばテークバックなら腰をしっかりこう回すとか、手を伸ばすとか。でもそうすると、パーツパーツは確かにいい形なんだけど、実際打つと全然スピードも上がらない。曲がる。さらに細かく見たら、フェースターンもバラバラだったり。

でもゴルフというのは、ニュートラルにいい状態のアドレスさえ作れれば、あとは少しポイントを意識するだけで勝手にすべてがシンクロしてくるものなんです。

シャローイングにしても、クラブを異常に寝かせたりしますが、ああいうのもすべて、「いいアドレスのポジションを作って、いいテークバックさえ始めてしまえば、あとは自然に起こる」っていうことを理解してもらいたいですね。

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#1スコアアップににはアドレスが一番大事★本記事の動画はコチラ★
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