中途半端な距離をコントロールする一番簡単な方法【動画リンク有】
80を切るためのアイアンレッスン、今回指導するのはベテランプロゴルファーの福永和宏。レッスンテーマは「番手間の中途半端な距離のコントロール」。実際のラウンドではアゲインストやボールの位置などで「番手間の中途半端な距離」を飛ばさなくてはいけない状況がしばしばありますが、どうやって打てば距離感を出せるかレッスンします。ポイントはボールとの距離感とフィニッシュのイメージです。 福永和宏(ふくなが かずひろ) 。1969年2月26日生まれ、福岡県出身。1996年ポカリスエットよみうりオープンゴルフでプレーオフの末、ツアー初優勝を挙げる。得意クラブはパター。現在はシニアツアーに参戦しながらアマチュアのレッスンなど活躍の幅を広げている。
配信日時:2023年2月9日 10時03分
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【動画】中途半端な距離をコントロールする一番簡単な方法
番手間の中途半端な距離をどう考えるか
アゲインストやボールの位置などで「番手間の中途半端な距離」を飛ばさなくてはいけない状況で、どうやって打てば距離感を出せるかレッスンします。ポイントはボールとの距離感とフィニッシュのイメージです。
残り150ヤードをイメージして、残り150ヤードで私は8番アイアンで150ヤードなんですけども、アゲンストの風が吹いたらやっぱり150は飛ばないんです。
そこで、番手を上げるんだけど、一番手上げたら大きい、そうすると「7.5番」という架空の番手を出してこないとなかなかイメージがやっぱり出ない。
7.5番と言ったら、7番を「0.5下」の7.5番にしないといけないんです。8番を「0.5上」の7.5番にするのは絶対不可能なので(笑)
7番をどうやって「0.5下」の7.5番にするか
7番を7.5番どうやってその7.5番にするかっていうことをこれからご説明します。
アマチュアの人が保険をかけて7番で軽く打つ光景をよく見るんですけども、結構それをやった時にミスが多いんです。それはなぜかと言ったらインパクトで緩める人がやっぱ多いんですね。
インパクトで緩めるって事はヘッドスピード急激にスローダウンしてしまうことなので、どうしても8番ぐらいしか飛ばなかったという結果になります。このケースはとても多いです。
7.5番にしたんだけど、ある程度しっかり振った7.5番というスイングイメージを作らないといけないです。
グリップを短く握り、短く持った分だけ自分がボールに近づく
7.5番にするためには、まずグリップを通常より短く持って、ボールとの距離を縮め、物理的に飛ばない形を作ってあげます。
ただしグリップを短く持つとボールに対して遠くなりますが、スイング自体は通常のアドレスの感覚に近づけないといけないので、短く持った分だけ自分が少し前に出てボールに近づきます。
グリップと体の距離感が調整できていないと、合わせに行くような打ち方になる人が多いので、アドレスでこの(ボールと自分の位置の)距離感は丁寧に調整しないといけません。
詳細は下記の動画から確認できます。