立浦葉由乃 アプローチで打点を一定にするコツ・距離感を打ち分けるための大事なポイント
立浦葉由乃自身が大事にしているアプローチで打点を一定にするコツ・距離感を打ち分けるための大事なポイントをレッスン。『立浦葉由乃 打点が狂わない!アプローチの基本』より(撮影日:2022年2月4日)
配信日時:2023年6月27日 07時10分
アドレスの注意点
基本的にクラブと左手は、正面から見て1本になるように。あまり手首の角度がつかないように握ります。
ワキは軽く締めます。
体重配分をよく聞かれるんですけど、左足6:右足4か、左足7:右足3かぐらいで、左に重心を持って行きます。
そのときに、頭を突っ込んで体重を左に乗せるんじゃなくて、頭はそのままで下半身の体重だけ左にちょっとシフトする。
そうすると、キレイなアドレスになると思います。
スイングの注意点
先ほど作ったアドレスで、左手はほぼまっすぐ、右手はある程度の角度がついた状態になっていると思います。
スイングするときには、その手首の角度を終始変えないように動いていくのがポイントです。
アマチュアの方はよく手首の動きで打ってしまうと思うんですけど、そうすると打点が狂いやすくなります。あまり手首を変えないように、最後まで持って行っていただけたらなと思います。
私はどちらかというと右手の角度を意識して、その角度を変えないようにアプローチしています。
アプローチするときに頭を動かしたくないのはもちろんなんですけど、私は左肩を支点にしているので、左肩もあまりブレないように。
左肩が上下にズレたりスエーして左右にズレると、ボールに対して打点が狂いやすくなるので、左肩を動かさないようにして、それを支点にして回る意識で打っています。
距離の打ち分け方
距離は、振り幅に変化をつけて調節しています。
30ヤードは、テークバックがシャフトが地面と平行になるくらいまで上げて、フィニッシュも大体同じぐらいの高さで止めるようにしてます。
40ヤードになると、30ヤードよりちょっとシャフトが上がるぐらいの角度をイメージして、左右同じ高さに振っています。
50ヤードになったら、シャフトと腕の角度が直角になるぐらいになるぐらいまで上げ振るのが1番いいかなと思います。
距離が変わってもスイングスピードを変えるわけではなくて、スイングスピードは常に同じに保ちたいので、おなかの力を意識しています。
もちろんリズムもある程度同じにしたいんですけど、おなかで打つ力も変えずに振っています。
トップを作ってダウンスイングに入るときに、ちょっと沈むような動きを入れてから、右ワキ腹を使って目標方向に持っていく。
クラブと体の動きを同調させて、おなか(コア)の動きだけで飛ばしていくような感じで打っています。
「おなか」というのは、本当に腹部全体という感じです。
あまりオープンにせずに、奥をギュッと絞った状態で上げて、下ろしてくるまでは絞ります。
そして、ボールに当たったら一気に開放します。
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立浦 葉由乃(たてうら はゆの)
1996年12月9日生まれ。愛知県出身。2017年にプロテスト合格。 オーストラリアのHills International Collegeの出身。父のすすめでゴルフをはじめジュニア時代には地元の大会でいくつも優勝を飾っていた。現在はレギュラーツアーを目指しステップ・アップ・ツアーを主戦場としている。
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