渡邉彩香が教える!バンカー越えのアプローチのコツ
今回はバンカー越えのアプローチをテーマに、その最も大切なポイントと、アマチュアがしっかりとピンに寄せるためのコツを解説する。『渡邉彩香 100ヤード以内を3打で上がるアプローチの技術』より(撮影日:2021年8月6日)
配信日時:2023年6月27日 07時13分
バンカー越えのアプローチ
バンカー越えてピンが比較的近く、どうしても球を上げないと寄らない状況です。スピンのアプローチと同様、フェースは球を上げる分開き気味です。オープンスタンスも変えないです。
同じリズムで大きくゆっくりスイングすることです。大きい振りでゆっくり振って、球もゆっくり飛ぶという感じです。スピンで止めるというよりは、球のスピードをゆっくり、球の重さで止めるイメージで打ちます。
アマチュアが大きくゆっくりスイングする時のコツ
これぐらい(25ヤード程度)の距離でゆっくり振るのは、難しいことだと思います。アマチュアの人は少しハンドファーストにすることによって飛距離が出せるので打ちやすくなるのかなと思います。構えは少しオープンにして手をハンドファーストの形にし、スイングはゆっくりと振るとボールがふんわりと上がって少し転がる球が出ますよ。ぜひ試してください。
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渡邉彩香(わたなべ あやか)
ジュニア時代から飛ばし屋として名を馳せた渡邉が開花したのは14年の「アクサレディス」。1打差を追う最終18番(パー5)でチップインイーグルを奪い大逆転で初優勝を手にした。その後も地元静岡で行われた「ヤマハレディース」を制するなど順調に成績を残してきた。また、15年の「NEC軽井沢72ゴルフ」2日目にはツアー史上12個目となるアルバトロスを達成するなど、劇的なショットをたびたび披露。2018年には一度賞金シードを手放すが、2020年の「アース・モンダミンカップ」で5年ぶりの復活優勝を果たし、見事に返り咲いた。172cmの長身から繰り出されるドライバーショットは非常に強力で、セカンド地点で1人だけショートアイアンということもしばしば。趣味は静岡県出身らしくサッカー観戦で、本田圭佑を敬愛している。
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