上田桃子 アイアンのアドレスと打点のポイント
アイアンを打つ時に上田桃子が意識しているポイントを解説!今回はアドレスと打点を中心に伝える。『上田桃子 2打目の攻略法アイアン編』より(撮影日:2022年2月3日)
配信日時:2023年6月28日 05時18分
アイアン攻略法:立ち方&ボール位置
上田桃子(以下:上田):ショートアイアンは自分の真ん中かちょっと右ぐらいです。番手が大きくなるにつれて左にポールポジションが写っていくという感じ。
辻村明志コーチ(以下:辻村):左にっていうのはほんのちょっとだよね。基本は中心に、軸の前に置いてる感じだよね。重心の取り方は?
上田:球筋にもよりますけど、だいたい5:5くらい。
辻村:なるべく5:5でレベルスイングを意識してる感じ?
上田:そうです。
アイアン攻略法:構えた時の姿勢〜3つのポイント
辻村:構えたときの姿勢っていうのは結構大事にしてるよね?
上田:すぐ崩れちゃうので、基本の練習をするときはそこから大事に考えてます。
辻村:ポイントを上げるとしたら、どういうところがあるかな?
上田:肩が前に出ないように。ちゃんとクラブを背中の面で持てるように気をつけて。背中を丸めるようなアドレスにならないように、背中を後ろから引っ張られてるみたいな感じのアドレスを意識してます。
上田:それから、股関節でサポートすると結構腰で頑張りがちなので、お腹が入った状態で上体を折るようにしています。
辻村:腹圧が大事なんだね。そこが悪いとちょっと猫背になっちゃうと。
上田:あとはヒザで立たないっていうのも大事にしてます。
辻村:ある程度地面をしっかりとらえたい、それでいて重心も下げたいっていうのもあって。アマチュアの方はヒザを曲げすぎてこういう風になる人多いもんね。それだと地面をつかめないから、そういうとこを意識してる。そうするとお尻が張ってくるって感じだよね。
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上田桃子(うえだ ももこ)
9歳でゴルフを始めて、翌年に坂田信弘主催の坂田塾に入門。その後、2005年のプロテストで一発合格すると、07年には「ライフカードレディス」での初勝利を皮切りに、年間5勝をマーク。史上最年少で賞金女王に輝いた。08年からは前年に「ミズノクラシック」優勝で獲得したシード資格で米国ツアーに参戦。その後は米ツアーのシードを失うなど苦しんだが、7年ぶりに日本を主戦場とした14年に2勝を挙げた。そこから2シーズンは優勝から遠ざかったが、17年に再び2勝を挙げ、存在感を発揮した。
辻村明志(つじむら はるゆき)
1975年生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとして活躍後、ツアー帯同コーチに転身。 上田桃子・吉田優利・松森彩夏らを指導する、関係者から「辻にぃ」の愛称で親しまれる。
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