アイアンのスイングはフェースローテーションをしっかりしよう
原江里菜がアイアンショットを打つ時に大切だという“フェースローテーション”についてレッスン。そのメリットや練習法を紹介する。『原江里菜 実践的スイング講座』より
配信日時:2023年6月28日 05時22分
アイアンのスイングではフェースローテーションをしっかりする
アイアンショットで一番大切なことは、「基本のフェースローテーションをしっかりする」ということです。
フェースにまっすぐ当てることが正しいと思われてる人が多いと思うんですが、私自身はかなりフェースローテーションを意識してやっています。
フェースローテーションのメリット
フェースローテーションをするとインパクトゾーンが長くなります。なので、ミスの幅が狭くなる。
これがフェースローテーションが多いことのメリットだと思います。
一般の方は動かさずに打つことがまっすぐだと思ってるんですけど、そうではなくて、まずは手を回すことをやってほしいなと思います。
アドレスで気をつけていること
「打ちたいイメージに対して正しいアドレスを取る」ように気をつけています。最初の時点でのイメージとアライメントをしっかり合わせるように。
試合中もフェースローテーションの練習をする
やっぱり試合中も、とにかくずっと手を回す練習をしてます。体を開かずフェースローテーションさせるということだけを考えてます。
ローテーションが入ってないときは、だいたい左肩が邪魔をしているので、片手を離す素振りをしたりしています。
私自身のチェックポイントは、肩が止まらないように開いていくこと。
一般の方では、フェースローテーションがなくて体が開いていくケースがすごく多いので、「球がつかまらないな」って感じるときは、体は開かないで手だけ振って欲しいです。胸を右に向けたまま、クラブを振る。これを意識してもらいたいです。
今回はスイングのチェックポイントについて説明しました。大事なことはしっかりフェースローテーションすること、体を開かないこと。この1つに気をつけて練習してみてください。
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原江里菜(はら えりな)
名門東北高校出身で有村智恵は同級生。2つ上の先輩に宮里藍がいる。2007年のプロ初年度からシードを獲得。さらに翌年にツアー初優勝を挙げるなど順風満帆のプロ生活のスタートとなった。しかし10年にはシードを失うなど大スランプに。12年にシード復帰を果たし、15年の「大東建託・いい部屋ネットレディス」で7年ぶりとなる2勝目を挙げた。意外な趣味として将棋があり、「将棋で使うのは脳だけ。試合以外で運を使いたくないですから」というコメントも残している。
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