得意なクラブを見つけることが花道アプローチの確率を上げる
今回はグリーン周り、エッジまで6ヤード、エッジからピンまで10ヤードという状況からのアプローチをレッスンします。だれでも構えた時に寄せたいと感じる状況です。このとき、大切になるのが番手選びになります。自分の得意クラブがあればそれがベストで、自分の弾道がイメージできれば寄せやすくなります。
今、私はピッチングウェッジと52度と58度を持っています。これで3回試しにアプローチをしてみます。ピッチングウェッジだとエッジに落ちてから転がっていくイメージ。52度であればエッジから2〜3ヤード入った所にキャリーさせて、そこから転がしていくイメージになります。打ち方は変えません。58度ではエッジから5〜6ヤードにキャリーさせて寄せていく感じになります。
この3パターンを練習してみて、自分が一番寄せやすいと感じたクラブを覚えていくことが大切です。例えば58度が好きであれば、ボール位置を少し右足寄りにおいて、ロフトを立てることで52度と同じような弾道で寄せていくことも可能になり、寄せのバリエーションを増やすことができるようになります。得意クラブを作ることが非常に重要になるのです。
このような比較的イージーな状況でのアプローチを、様々な番手や打ち方で練習することが大切です。そこから確率の一番高い選択を出来るようになりましょう。
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芹澤信雄(せりざわ のぶお)
1959年11月10日生まれ、静岡県出身。レギュラーツアー5勝、シニアツアー1勝を誇るレジェンド。現在は「チームセリザワ」として数多くのプロを指導、優勝に導いている。