植竹希望 ドローを打つためのグリップの握り方
ドローを打ちたいと思っている人は必見!植竹希望がドライバーで大切にしているポイントを紹介する。
配信日時:2023年6月28日 00時35分
グリップの握り方
私は丸めている中指、薬指、小指の3本の指だけしっかり握っています。ここをしっかり握ると、ライン出しなど方向性が安定するので、意識して握っています。
イメージは釣竿を持つように、ヘッドの重さを指3本ずつで感じることです。あとは親指と人差し指を添えるだけです。話した状態でも打てるぐらい普段しっかり3本ずつで持っています。親指と人差し指に力が入ってしまうと、前腕の方に力が入って、ちょっと丸まるような感じになります。
そうなると、テークバックからフォローするにかけて、ヒジが外に向きやすくなってしまいます。上から押さえつけるイメージで構えることになってしまうので、フェースローテションなど自由が効かなくなってしまいます。フェードしか打ちづらくなってしまいます。腕の後ろの筋肉を使いやすくなるので、3本の指で握るようにしています。
下からクラブを持ってあげる方がアッパーにも振りやすくなるため、ドローが打ちやすくなってくると思います。
スイング中の肩の動かし方
胸から上は縦回転で、お腹の周りは横回転で動かすことです。この部分を分離することで捻転差が生まれるので、私は分けて考えています。右側の方が意識しやすい人は地面に向かって引き上げてから、その後、ダウンスイングで刺してあげるイメージです。
左側の方が意識しやすい人は、バックスイングは刺すようなイメージでテークバックを上げてもらって、そのまま思いっきり引き上げるようなイメージでスイングすると、勝手に肩のラインが、縦方向に動きます。イメージ付けの練習はおすすめです。
上半身と下半身が一緒に回ってしまうよりも途中で分離した動きをしないと、皆さんが理想としているテークバックにはなりません。ダウンスイング含め、全部横回転だと軌道も荒れますし、ちょっと体調などでタイミングが合わなくなっただけで、入射角が毎回バラバラになってしまいます。縦回転の方が入射角が安定します。スピンのコントロールもしやすくなります。
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植竹希望(うえたけ のぞみ)
1998年生まれ。東京都出身。2017年にプロテストを合格し、2020年にステップアップツアー「rashink×RE SYU RYU/RKBレディース」で初優勝。 2022年「KT杯バンテリンレディスオープン」でレギュラーツアー初優勝を果たす。
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