石井忍のミスしない打ち方 真っすぐ打つための即効ドリル
パー3以外で使うことを想定すると、14回使用するドライバー。飛距離が出るだけに曲がれば大叩きの可能性もあり、フェアウエーをキープできればパーオンする確率も高くなり、あわよくばバーディにつながる重要なショット。ツアープロコーチ石井忍にチェックポイントを教えてもらう。『ミスしない打ち方 真っすぐ打つための即効ドリル』石井忍より(撮影日:2018年3月8日)
配信日時:2023年6月28日 00時38分
ドライバーをまっすぐ打つスイングを作るドリル
まず、タオルを太巻きの寿司ぐらいに丸めて、ボールの前方に少し斜めに置きます。ボールとターゲットを結んだ打ちたい方向に対して、少しこのタオルが右を向く格好です。
こうすることによって、ダウンスイングからインパクトに向けてのクラブのパス、つまり通り道を、しっかりと意識できるわけです。
次に、そこにアドレスして、インパクトの形をイメージします。
これ結構難しいんです。皆さん肩が開いてしまったり、あるいは「インパクトってこうじゃないの? 正面で捉えるから」みたいな感じで体をボールに対してまっすぐに構えてしまう方が多いと思います。
けれどもインパクトのときには、骨盤と胸板の捻転差がしっかりとキープされたまま当たってるのが理想の形です。
ですからインパクトの形を作るときは、みぞおちがツマ先の方向を向くぐらいに胸を開きます。
腰は45度くらいでしょうか、胸よりももう少し開きます。
このとき、フェースは開いていないし、かぶっていないようにします。おおよそターゲットの方向に向けておく。
このようなインパクトの形を、あらかじめしっかりとイメージして作ります。
それができたら、ボールの前に置いたタオルに沿って上げて、そして打つ。
ややインサイドから入れて、フェースを開かない、なおかつ斜めにした体の軸が起きないように、寝ないようにねないようにキープして、打っていきます。
このように、まず形を意識して、最初は小さくていねいに始めて、慣れてきたらどんどんスイングを大きくしていきます。
これを繰り返しおこなうことで、形がどんどんどんどん体の中にインプットされていきますから、このドリルを通して、しっかりフルショットにつなげていきましょう。
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石井忍(いしい しのぶ)
日本大学ゴルフ部を経て98年プロテスト合格。 その後コーチとしての手腕を発揮し、2010年ツアープロコーチに転身。2014年からは自身がプロデュースするゴルフアカデミー「エースゴルフクラブ」を千葉市、神保町、赤坂で主催する。
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