アイアン 真っすぐ飛ばす 5つのスイング作りドリル
真っすぐ飛ばすために大事なのは、正しいフェースの向きでインパクトする事。正しいフェースの向きでインパクトできるようになるドリルを難波健太朗が紹介。『練習場でできるスイング作り 5つのドリル』難波健太朗より
配信日時:2023年3月3日 10時30分
両ワキにタオルを挟んで、左右対称のスイングを覚えるドリル
スイング中にワキが空いてしまうと、クラブが寝てしまったり、フェースが開閉されて、ボールが曲がってしまいます。
腰から腰の振り幅のゾーンを正しくスクエアに、手ではなく体で左右対称に振るコツをつかむ。
そうすると、普段のショットにも活かされて、方向性の良いスクエアなインパクトができると思います。
タオルを使って正しいスイングを覚えるドリル:やり方
少し長めのタオルを、体の前から、両ワキの根元に挟みます。
そのタオルを落とさないように、腰から腰、3時から9時のスイングをします。
このときのポイントは、手は何もしない状態で固めて、そのまま体をひねります。肩を90度にすると、正面から見て手とクラブはLの字になります。
このLの状態を、左右対称になるように、腰をしっかり回して、おへそを正面に向けてください。
そうすると、左側もLっぽくなりますね。
このとき、左ヒジが伸びて右ヒジが下を向いています。
そして、フォローのときには左ヒジが下を向いて右ヒジが伸びる。
これで左右対称の動きが完成されます。
これを、とにかく根気よく練習場でしっかり打ってもらうと、身についてくると思います。
タオルを使って正しいスイングを覚えるドリル:判断基準と注意点
これが正しく当たっているかどうかっていう判断は、もうすべてボールです。
自分が真っすぐ振れた感覚があっても、ボールが左に行ってしまえばクラブが外から入ってしまっている証拠になりますし、右に飛べばインサイドから入っているという証拠になりますので、真っすぐ打てるようにしてください。
それから、7番アイアンなら、飛ばすのは100ヤード以内に収めてもらいたいんですね。
なぜかというと、それ以上飛ばすためにはヒジを曲げなきゃいけなくなってきますが、今回のドリルでは、構えたポジションとクラブと手で作る懐の感覚が変わってはいけません。
また、だんだん慣れてくると、特にフォロー側が小さくなって飛ばしてしまう方がいますが、飛ばすのは100ヤード以内でいいですから。
しっかりワキを固めて、リズムよく打っていくとスイングがしっかり固まってきます。
アプローチでも、これをサンドウェッジに変えて練習していけば、フェースの動きがとてもわかりやすくなって、自分の向いた方向にまっすぐ飛んでいくようになります。
タテの距離感はさらに練習が必要になりますので、まずはラインを出す、打ちたい方向にスクエアに当てていくっていう練習をすると、かなり精度が上がっていくはずです。
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難波健太朗(なんば けんたろう)
1973年生まれ。藤田寛之プロ監修ヤマハゴルフスクールヘッドコーチ。ジュニアからプロを目指す研修生まで幅広く指導。
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