ヘッドアップはしても良い!?笹生優花の飛ばしの秘訣、全部教えます!
「2021全米女子オープン」19歳最年少優勝で世界デビューを果した令和の女性マキロイ・笹生優花。女子プロの域を超えたスイングスピードから放たれる270ヤードのドライバーショット、その秘密を徹底取材した。驚異的な飛距離を生み出すドライバーショットにおける注意点やコツを笹生自ら解説する。『【笹生優花】飛ばしの秘訣、全部教えます!』より(撮影日:2020年9月22日)
配信日時:2023年6月27日 23時53分
ドライバーを打つ前に意識していることやルーティン
特に何もしないですが、キャディさんとは会話してます。ターゲットどこかな?とか。
普通ですよね。自然体でスイングしてます。深呼吸「ふぅ〜」って出してからスイングしてます。あまり意識はしてませんけどね。
Q.ティの高さはどう決めてますか?
人差し指でティの高さを決めています。
ティはいつも同じ高さではないです。ティが高ければドローになりやすいので高くしますし、逆にティが低ければフェードになりやすいので低くします。
どんなボールを打ちたいかでティの高さを変えています。通常のノーマルは軽く人差し指を曲げるくらいですね。打ち筋によってティの高さを変えているのがポイントです。
Q.ボールを打った後に目でボール追うのは、打つ前にこれぐらいの高さに上がるとイメージしているんですか?
そうですよ。
高さのイメージはちゃんとしています。打った後に左目の視界でスーって出るのが見えます。ボールは見て良いと思います。
顔を残していると身体が柔らかければ良いけど、体が止まっちゃうんですよね。ヘッドアップに気をつけすぎると飛距離ロスにつながります。
Q.良いヘッドアップと悪いヘッドアップの違いは?
ヘッドアップしてでも、捻転をスムーズにした方が良いと私は思います。ただし、軸が崩れないヘッドアップが大前提で、頭の位置がキープできていればヘッドアップしてもOKです。
悪いヘッドアップは、頭の位置が前後しないから当たるんです。もし弾道が乱れ始めたら、耳でボールを見るイメージで素振りをしてください。
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笹生優花(さそう ゆうか)
2001年生まれ。フィリピン出身、東京都育ち。フィリピン生まれで日本人の父とフィリピン人の母をもつ。父の影響で8歳からゴルフをはじめ、14歳でフィリピン女子ツアーにアマチュアながら優勝。2019年にJLPGAプロテストに合格し、ルーキーイヤーとなる2020年、JLPGAツアー2連勝を達成。好きなプロはロリー・マキロイ(スイング)とタイガー・ウッズ(パッティング)。
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