藤田幸希に飛ばしのコツを聞く!飛ばしたいアマチュアへのアドバイス&レッスン!
深堀圭一郎がトッププロの素顔とテクニックに迫る番組『トッププロレッスン K's STUDIO』。今回は飛ばし屋の一面も持つ藤田幸希に「飛ばしのコツ」を聞く。スイングで意識している事や、飛ばしたいアマチュアへのアドバイスなども細かく教えて貰った。『トッププロレッスン K's STUDIO』藤田さいき編より(撮影日:2022年7月11日)
配信日時:2023年6月28日 00時51分
飛ばしのコツ
藤田さいき(以下:藤田):基本的には体の正面で打つのを基本としています。それは全ショット共通で意識しています。
深堀圭一郎(以下:深堀):基本的には体の正面で体が抜けていき、だんだんスイングアークが大きくなっていくという感じですか。皆さん体から行っちゃってるんですよね。
藤田:体が先に前方に行ってしまう人が多いので、そこは気をつけた方が良いです。体が開かないように、振りたいっていう時は気をつけます。普段は流れる感じで振るようにしています。
深堀:体が開かないためには、クラブがいってから、体がついていくという感じで素振りをしていますか。
藤田:そうですね。体が開いている時はもっと極端に、右足の前くらいで振ってからいくようなイメージです。
深堀:素振りだけではなく、打ちながらもしますか。
藤田:練習場ではよくやります。
スイングのスタートで意識すること
深堀:スイングのスタートで意識することは?
藤田:私のクセで、ヘッドが遅れる感じでバックスイングをあげるんですけど、最初にゴルフを始めた時に、重いクラブを使っていたので、どうしてもそれがクセになってしまっています。
深堀:それがあるからこそ、手であげなくなりますよね。
藤田:そうですね。下半身からリードして、手が後から来るっていうのは、意識はしていません。
深堀:クラブの先を走らせるイメージが強いんですね。
藤田:自分が動くというよりは、このクラブがいちばん速く動かせるかなってイメージです。
深堀:クラブを振れば、それに体がついてくるって感じですか。
藤田:それを基本でやっていますね。
深堀:グリッププレッシャーや手首の関節などをあまり硬くしないで、振っているんですね。
藤田:元々グリッププレッシャーは少なくて、豆がほとんどできたことがないです。特に長いクラブは強く握りませんね。シャフトのしなりを使えるようにしたいので、あまり自分では力を入れないですね。ちょっとグリッププレッシャーが強くなった時は曲がります。
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藤田さいき(ふじた さいき)
1985年11月22日生まれ。栃木県出身。中学2年生からゴルフを始め、高校卒業後は地元栃木県のゴルフ場で研修生となり腕を磨いた。05年の「フジサンケイレディス」でプロデビュー、翌年の「プロミスレディス」で初優勝を挙げた。10年の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」で国内メジャー初優勝。11年に会社員の一般男性と結婚した。2022年「大王製紙エリエールレディス」で11年ぶりの復活Vを遂げた。
深堀圭一郎(ふかぼり けいいちろう)
1968年生まれ。東京都出身。1992年のプロ転向。2000年、01年の「住建産業オープン広島」では、続けてジャンボこと尾崎将司に競り勝った。03年の「日本オープン」では、最終日に5打差を逆転して優勝し、自身初の日本タイトルを獲得。05年にはシーズン2勝を挙げて、賞金ランキングは自身最上位の3位に入った。09年後半には、左足裏の痛みが悪化してツアーを離脱し、11年には手術を行った。現在はシニアツアーに参戦中。2007年、2010年には選手会長に就任した。現在はシニアツアーに参戦中。
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