練習場で上手くなる!アプローチの悩み解決基本編 ピッチ&ラン
西村至央が練習場で効率的な上達方法を紹介。アプローチが上手くなるにはある程度の球数が必要だが、やみくもに打っているだけでは上達できない。しっかりとアプローチの基礎を学ぼう。『西村至央の練習場で効率的に上手くなる!』より
配信日時:2023年6月28日 04時14分
ボールを極力上から見るように構える
まず、クラブは短く持ちます。
そして足の幅を、ボールが1個〜2個入る程度にしてください。そしてボールに近づきます。
ポイントになるのは、極力ボールは上から見ること。
アプローチの場合は、そこまで体を使わなくて結構です。
いかに再現性の高いインパクトを作れるかがポイントになりますので、テークバックは手だけで結構です。
腕は大文字の「Y」の形にキープ
クラブがあって、右手と左手を添えると、大文字の「Y」のように見えると思います。
この大文字の「Y」で作られた左手首の角度と右手首の角度、この角度が変わらないようにテークバックをしていってください。
この手首の角度が変わってしまうと、小文字の「y」のようになりますが、こうなるとオーバースイングになってしまったり、フルショットくらいの大きさの振り幅になってしまいます。
大文字の「Y」をキープしたまま上げられるところが、あなた自身のピッチ&ランのフルトップになります。
重心の位置は変えない
テークバックの際は、重心位置を変えないように上げてください。
まずアドレスで、右の母指球をぐっと踏みつけます。
踏みつけた力量を変えずに、腕の大文字の「Y」をキープしたまま上げてください。そうすると、さらに先ほどのテークバックがロックされます。
母指球側に力がかかっていると、右側にクラブを上げる力に対して左側に足が捻られる力が働きますので、ある程度、自分に適したトップで止まります。
右の腰は、右の母指球とリンクしていると思ってください。
腕の「Y」の字を変えずに右の母指球に力を入れ、右の腰を動かさない。この形があなたに適したテークバックのトップです。
あとはダウンスイングをするだけでピッチ&ランになります。
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西村至央(にしむら ゆきひさ)
伊澤利光プロに師事しスイング理論を学び、現在は様々なメディアで活躍中のゴルフプロコーチ。鎌倉・横浜・東京を中心にゴルフに関わる事全般に活動中。
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