強いアゲインストの風対策 アイアンレッスン
ゴルファーには言わずもがな、風がゴルフを難しくする最大の要素だ。特に強いアゲインストの風が吹くと、良い当たりでも球が吹き上がってしまい、距離感が合わなくなる。アゲインスト対策をしっかり覚えておこう。『【アルバ連動企画】80を切る~3段階レベル別上達法~』野仲茂編より(撮影日:2021年2月12日)
配信日時:2023年6月28日 05時30分
強いアゲインストの風が吹いたら
プロゴルファーの野中茂です。今回のテーマは強い風のアゲインストの時の打ち方です。アゲインストの時の打ち方なんですけども、1番してはいけないことはアゲインストだからといって、風に対抗するよう「強振」することです。
アマチュアの方の多くはバックスイングはゆっくりしてるんだけど、インパクトだけ強くしていることが多いです。それだと球が吹き上がって全然飛ばなくなります。1番大事なのはアドレスしてからバックスイングからフィニッシュまで同じスピードで振ることです。そうすると球が「強振」していない分、吹き上がらないので前に飛んでくれます。
例えばアゲインストの強い風の状況では、本来なら9番アイアンの距離だとしても、8番もしくは7番を少し短めに持って打ちます。つまりクラブの番手を上げるわけです。そして等速で打てば、結果として9番アイアンと同じ距離を飛ばすことができます。ゴルフではこういう足し算と引き算がスコアアップに重要な発想・着眼点となります。イメージとしてはボールを叩くイメージよりもボールをフェースに乗せて運ぶ感じで、フィニッシュまで持って行きます。
(この続きは【動画】でご視聴になれます)
【動画】はこちら
野仲茂(のなか しげる)
1970年8月24日生まれ。神奈川県出身。17歳からゴルフを始め22歳でプロ入り。2010年の関西オープンでツー初優勝。現在はシニアツアーで活躍中。正確無比なショットには定評がある。
【動画】ALBAスペシャルレッスン