左足下がりの傾斜からミスしないアプローチ術
人気インストラクターの高橋友希子が90切りを目指すアマチュアゴルファーへ、アプローチのポイントをアドバイス。今回は、左足下がりの状況でトップを防止する打ち方を聞いた!『【アルバ連動企画】90を切る~3段階レベル別上達法~』高橋友希子編より(撮影日:2020年7月29日)
配信日時:2023年6月28日 02時29分
打つ前に、ボールの先にヘッドを置いて、低い重心を作る
今回は極端な左足下がりのアプローチについて説明していきたいと思います。
グリーンをオーバーしてしまった場合、傾斜の強い左足下がりからアプローチを強いられる状況が多いと思います。このような状況で上手に寄せるためのコツとして、まず大事なのはヘッドが地面をしっかり擦ることです。
左足下がりで普段と同じように振ってしまうと、ヘッドが地面に届かずにトップが出てしまう恐れがあります。
それを防ぐために、ボール位置は普段より右側にセットしましょう。おおよそ右足カカト内側が目安となります。左足重心で斜面とのバランスを取るようにセットしてください。そしてクラブは少し短めに握りましょう。
打つ前に大事なポイントがあります。アドレスを決めたら、一度ボールの前にヘッドを置いてください。
そうすることによって、ヒザや前傾角が少し深くなります。アドレスで作った位置よりも重心が低くなるので、振ったときにヘッドがしっかりと地面に届くようになります。
ボールの先にヘッドを構えた状態から、ヘッドだけを戻せばセットアップが完了です。
ボールをヘッドの前に置く作業をせずに、そのままボールの後ろにヘッドを置いて構えると、どうしても重心が高くなってしまいます。ボールの頭を打って、トップが出てしまったり…とミスが起きやすいので、今回説明した打つ前に、一度ボールの先にヘッドを置いて、低い重心を作る動作をぜひ覚えておいてくださいね!
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高橋友希子(たかはし ゆきこ)
市川駅前ゴルフクラブやレッツ銀座などでレッスンを行うかたわら、多数のゴルフメディアに出演。最近はLINEでのレッスンもスタート。受講者からの評判も高い。
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