スライスの原因はグリップにあり!?
PGAティーチングプロの坂本博之曰く、8割近くのアマチュアが悩むという“スライス”。その大きな理由はグリップ(握り方)にあると言う。キーポイントになるのが「クラブの重心」、スライスを打たないようになる握り方や打ち方をわかりやすく解説する。『脱・ビギナーへの道 ミスがなくなる5分間レッスン ~ドライバー編~』坂本博之編より(撮影日:2020年8月3日)
配信日時:2023年6月28日 00時48分
スライスの原因はグリップにあり
PGAティーチングプロの坂本博之です。よろしくお願いします。ドライバーショットで陥りやすいミスを修正するレッスンをビギナー向けにやりたいと思います。
今回はビギナーがスライスを打たないようになる握り方や打ち方を、わかりやすく解説したいと思います。みなさん8割ぐらいの方が悩んでるみたいです。
なぜスライスするのか?その大きな理由は握り(グリップ)です。グリップは胸の前で持つという習慣をつけて頂きたいんですが、実はクラブには重心というのがあります。
重心というのがこの白い線。この重心に左手の親指を向けることをお勧めします。
グリップは胸の前で曲げた状態にする。そして左手の親指を中心に向けておくんです。そしてギュッと持たないようにしてください。ギュッと持ってしまうとヒジが突っ張ってしまいます。するとフェースが返らなくなってしまう。これがスライスの原因なんです。
重心に向けて、右手はクラブを横から添える感じにします。そして右手を自由に使えるように小指は一本使えなくします。左手が5本、右手が4本にしておくんです。
そしたら右手を積極的に使ってきます。右手の動きは手首や肘を曲げて伸ばす。ボールを投げるような感じで曲げて伸ばす。
インパクトの瞬間
それとインパクトの瞬間、皆さんはフェースを真っ直ぐに当てようとするんですが、実はフェースを真っ直ぐに当ててしまうと重心が右側にあるので当たり負けしてしまうんです。
ですから、当たる瞬間は少し重心を意識してフェイスは被る感じになります。そうすると当たり負けしなくなりますからスライスがなくなると思います。
当たる時のインパクトのイメージは少し被る感じなんです。
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坂本博之(さかもと ひろゆき)
1970年生まれ。米田博史に師事し 最新のティーチング・コーチング技術を学ぶ。スイングを崩して修正するのではなく 「出来ていない基礎を覚える」方法で幅広いゴルファーから支持を集めている。2020年のPGAティーチングプロアワード最優秀賞を受賞。
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