オートマチックなスイングのコツは"手元の高さ"

構えたときに、他のプロに比べたら手元が高いと思うんですけど、ハンドアップしてる理由は、今はなるべくオートマチックなスイングで同じ球を出すために手元を上げています。

イメージとしては肩からシャフトのイメージ。手元を曲げて手首を使うのではなく、構えて肩からシャフトのイメージでテークバックを上げることによって同じところにかえってくるので、何度も何度も同じところにかえってくるように再現性を求めて手元を上げています。

今はクラブの進化で、自然とオートマチックなスイングにしても球がしっかり上がっていきます。

例えば、構えて地面と平行までクラブを持っていって、コックを使ってテークバックを上げて、上げ始めてから打つまでの1秒ちょっとの間に、考えることがいくつもあってしまったら、何度も何度も同じ動きができません。

そのため、構えてしっかり手を伸ばして肩からシャフトのイメージで、そこで「体の面を上げる」「フォロー出す」「上げて下ろす」なるべく考えることをシンプルに！

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堀川未来夢（ほりかわ みくむ）
1992年生まれ。日本大学時はトップアマとして活躍し、14年からプロの道へ。15年には初シードを獲得。16年にシードを失うも、翌年にすぐさま奪還し、18年には賞金ランキング19位に入るなど、着々と力をつけた。 迎えた19年は、国内メジャー「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」でツアー初優勝を挙げて大ブレーク。賞金ランキングは自己最高の6位に入り、海外メジャー「全米オープン」、「全英オープン」を経験するなど実りある一年となった。