アプローチで一番防ぎたいのはザックリ!
リーディングエッジがボールの手前の芝に突き刺さるのがザックリです。なぜ起きるかと言うと、ハンドファーストが大きな理由です。アドレスでハンドファーストが強くなると、リーディングエッジが芝に当たりバンスが使えなくなります。ザックリしないためには、バンスを使い方が重要です。バンスとはリーディングエッジのやや右側、お尻のように膨らんだ部分で、クラブを直進させる役割を持っています。
それでは、バンスの使い方をレッスンしていきます。最初にアドレスですが、ハンドファーストにせず、グリップの位置をスタンスのセンターにします。そうするとリーディングエッジは地面から浮き、バンスが地面に接触します。
次に打ち方ですが、大切なのは手首の動きです。振り終わった時に左手首が甲側に折れるように心掛けてください。そうするとバンスが上手く使えるようになります。クラブが滑ってくれて、ザックリすることはなくなるでしょう。
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大山トギ(おおやま とぎ)
オーストラリアプロゴルフ協会会長を務めたマーク・ギブソン氏に師事し、2000年にはレイクランズゴルフクラブのクラブ選手権大会で優勝。大学時代には南クイーンズランド州大学対抗試合において、個人・団体優勝を果たす。その後渡米し、カリフォルニア州サンディエゴのミニツアーへ参戦。