植竹希望の飛んで曲がらないドライバースイング!飛距離アップのための下半身の使い方
植竹自身が実践するドライバーでの下半身の使い方を動画と記事でわかりやすくレッスン。ドライバーの方向性や飛距離アップにも効果的な練習法を紹介する。股関節の使い方、足の指でしっかりと地面をホールドする方法、そして前傾姿勢を保つ呼吸法まで飛ばしのコツを教える。さらに練習ドリルのチェックポイントと素振りの方法も伝授!
配信日時:2023年6月28日 02時21分
テークバックでは右足が外側に抜けないよう注意する
アマチュアの方は、テークバックが足の外側に抜けてしまう打ち方の人が多いんですよね。
その動きを抑えるために、足の付け根のところに指を挟んだスクワットをやってみてほしいんです。
そして、右足だけこの指を挟む感覚でテークバックを上げてもらえると、モモの内側で体重がおさまりやすくなるので、試してみてください。
足の指は靴の中で広げて地面を掴む
ちょっと手で表現しますけど、私の場合足の指はくっつけずに、靴の中で広げて地面を掴むような感じでアドレスしてます。
広げて掴んだほうが、体幹に必要なインナーマッスルにしっかり力が入って使いやすくなります。
前傾姿勢が崩れないよう呼吸と腹筋を意識する
地面反力を使って下から上へパワーを伝えるには縮まないといけないので、それがさっきの右足の付け根に注目したテークバックになります。
今度はその次の段階で、その状態から、頑張って右側を蹴ってほしいんですね。
ただこれには問題がひとつあって、「蹴ってください」というと、ほとんどの方は前に伸び上がってしまうんですよね。
つまり、前屈の角度がなくなった状態でインパクトを迎えてしまいます。
ただ、「前傾を崩さないようにするために、このままの姿勢で回ってください」っていってもなかなか体が動かないと思います。
「インパクトのときに胸の辺りを丸めた状態で迎えられるようにしてほしい」と伝えるとその状態で蹴ってくれる方が多くなるので、いつもそのようにアドバイスしてます。
インパクトのときに胸郭を丸める方法ですが、ここは腹筋などのインナーマッスルが使えていないと基本的に丸めることはできません。
一番重要なのは、「息を吐いた状態を保つ」ということです。息を吸った状態だと肺が膨らんで胸が張ってしまいます。これだとますます丸められません。
肺じゃなくて、腹式呼吸にプラスアルファして、息を吐いて軽く吸って入った状態で止めて、それからスイングをしてもらえると、丸まりやすくなると思います。
私の場合は、息を少しずつ吐いてお腹に少し残した状態でスイングをはじめるんですけど、基本ここではおなかに軽く力が入っていて、息を止めた状態です。
それから更にダウンスイングに入るときに、もっとおなかをへこませます。体を薄くするイメージで「グッ」と。
そうすると、勝手に胸が丸まってきます。
でも腹筋から力が抜けた瞬間、絶対に上体が伸びてしまいます。ですからここが一番大事です。
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