クラブの正しい軌道を確かめよう!ティを使ったアイアン練習
米山剛が練習場で学べるテクニックを紹介。今回は7番アイアンでティアップして練習することでクラブの正しい軌道を確かめよう!『練習場で作る!スイングの基礎』米山剛編より
配信日時:2023年6月28日 05時44分
練習場でアイアンをティアップして練習する理由
今回は、練習場での練習の仕方をご紹介します。基本的に練習で使うのは7番アイアンです。ティアップをして打っていきます。アマチュアの方には、トップの状態のあと、外側からクラブが入ってくる方が大変多いです。ティアップをすることによって、クラブがアウトから入ってくることを防ぎ、インサイドからきてもダフらなくなります。
ただし、インサイドからくることがいいことではありません。以前の軌道がカット軌道になってしまっているので、それを修正するためのティアップとなります。最終的には、ちゃんと地面にあるボールを打てるようにしなくてはなりません。
アドレスする前に、剣道の面をして、ワキの締まり具合を意識しながら打っていきます。手だけで打ってしまう方もよくお見掛けしますが、そうではなく、ワキを締めて、身体の回転と体重移動、そして体幹で打ちます。練習ですから、強く飛ばす必要はなく、20〜30ヤード程度で大丈夫です。これは「ビジネスゾーン」のクラブ軌道を確かめるドリルなので、強く打つ必要はまったくありません。ただし、全身の力を抜かず、手以外の腹筋や足に力を入れて打つなどを意識して、ビジネスゾーンを確認しましょう。
この基礎ができていないと、クラブの軌道が定まらないので、いろいろな動きをしやすくなってしまう影響で、フルショットもうまくできません。練習をする上で大事にしていることは、ビジネスゾーンの振り方です。地味な練習ではありますが、すごく効果的な方法となりますので、思った以上に早くスイングを理想に近付けることができます。
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米山剛(よねやま つよし)
神奈川県生まれ。ツアー3勝。現在はシニアツアーで活躍中。
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