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    堀尾研仁×勝又優美 ビギナーはこれをやれば上手くなる!テンプラ対処法

    アマチュアがテンプラしてしまう原因をティーチングプロの堀尾研仁と勝又優美が分かりやすく解説。さらに、効果的な対処法と練習方法をレッスンする。『堀尾研仁 ビギナーはこれをやれば上手くなる!』より(撮影日:2020年11月30日)

    所属 ALBA
    ALBA Net 企画班 / ALBA Net Planning Team

    配信日時:2023年6月28日 02時25分

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    テンプラの原因は2つ

    堀尾研仁(以下:堀尾):アマチュアの方に起こりやすいミス、その原因と対処方法を説明していきたいと思います。今回はテンプラです。まずテンプラのそもそもの原因なんでしょう。

    勝又優美(以下:勝又):ヘッドが下がり過ぎて、ヘッドの上の方に当たっちゃうからですかね。

    堀尾:そうですね。フェースの面じゃなくて上に当たってしまう。これで高い球になってしまうということなんです。この原因としては何が考えられますか。

    勝又:まず1つ目は、初心者の方などはそもそもティーが高すぎて、下に入っちゃってる場合もあります。

    堀尾:そうですよね。このボールの位置の設定が、アドレスしたときにもうこの上に当たる高さになってる。これだと綺麗に振っても上に当たってしまいますよね。だからティーをまずは低くするということ。フェースの高さ以下にするってことですよね。

    勝又:もう1つは、打ち込みすぎないようにすること。

    堀尾:アイアンのようにダウンブローで打つと、ティがめちゃくちゃ高くなくても少しダフるような感じで入ってくる。そうすると下に入ってしまうんです。

    堀尾:まずティアップをこんなチョンとこんな風に高くしてしまう。そうするとこれでもうテンプラが出ます。で、この位置から「さあ飛ばそう」と思って頭が目標方向に流れて、全部が前に動けば動くほど、ヘッドは鋭角に入ってきてしまうんですね。またはアマチュアの人って、アイアンと同じイメージでしっかり打ち込もうと思う人も多いかもしれない。

    ティーの位置を変えない場合のテンプラ対処法

    堀尾:ドライバーの場合はちょっとアッパーで打ちたいんです。ですから、ティーの位置はこのままでもいいですが、このままにするんだったらアドレスしたらセットアップでちょっと右体重にしておく。そして絶対に頭がボールの後ろに残って打つ

    堀尾:こうすると最下点がボールの手前になってアッパーなところで打てる形になります。体重が左に来るとテンプラがある。右に寄り過ぎると、今度はアッパーすぎてトップが出てきてしまうということなんです。ですからまずはティーを高くしないこと。そして2つ目は絶対にボールの前に出ないこと。イメージとしてはもう8割右2割左。左足上がりの傾斜からそのままアッパーに振っていくようなつもりで打てば上手くいきます。できるだけ前に行かない、右に残って打てばテンプラっていうのは出てこないんです。

    勝又:よくティーアップしてて、ボールの1個手前をちょっと擦りながら素振りして、前に出て打つといいですよっていうアドバイスをするんですけど、それもいいですよね。

    堀尾:そうですね。今の僕のセットアップでも、ヘッドは少しボールから離していました。構えたところがクラブの最下点で、そこからアッパーで当たるようなイメージを持って打ちました。皆さんもテンプラが出たら、こんな工夫をしてスイングをしてみてください。

    (この続きは【動画】でご視聴になれます)

    【動画】はこちら


    堀尾研仁(ほりお けんじ)
    1997年よりデビッド レッドベターに師事し、ゴルフティーチングの世界に入る。2002年よりツアープロの帯同コーチとして活動を開始。2003年「KBCオーガスタ」での田島創志、2005年「アイフルカップ」での高橋竜彦の初優勝に貢献。2005年は谷口徹の帯同コーチとして、マスターズ以外の3つのメジャートーナメントに同行。2016年は、塚田陽亮が「日本ゴルフツアー選手権」に優勝。現在まで国内男子、女子の多くのツアープロの契約コーチを経験している。

    勝又優美(かつまた ゆみ)
    社会人として就職した会社でゴルフ場勤務となりゴルフを始める。一瞬にしてゴルフの魅力に取りつかれ、ティーチングプロを目指す。2010年にLPGA認定ティーチングプロとなり、静岡県内のゴルフアカデミーで多くの生徒を指導。非常にやさしく穏やかな性格の持ち主で、女性らしいきめ細やかなレッスンに定評がある。2013にLPGA A級ライセンス取得。将来の夢は日本一の女性ティーチングプロになること。

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