正しいスイングプレーンとは?細川和彦の魅せるアイアンテクニック
正しいスイングをするためには、スイングプレーンが大切。スイングプレーンが安定していると、フックやスライスが出にくくなる。スイングをチェックして、スイングプレーンを修正してみよう。『細川和彦 魅せるアイアンテクニック』より
配信日時:2023年6月28日 05時51分
スイングプレーンのチェックの仕方
スイングプレーンのチェックの仕方は、肩に対してシャフトが斜めに上がるようにします。肩より下に来ているため、フラット過ぎてしまいます。フラットだとフェースが横になり過ぎてしまいます。
肩の前だと被り過ぎてしまします。肩のラインと同じところに振って、ダウンスイングでも同じ場所に下りてくれば、オンプレーンに振れていることになります。
フォロースイングで左肩からシャフトが出ていれば、オンプレーンに振れています。左肩より下から出ているとフェースが被っているため、フックが出ます。肩より前だとフェースが開いているため、スライスが出ます。フォローでシャフトが左肩から斜めに出てこれば、オンプレーンでそのままフィニッシュするのが理想のスイングです。
スライス軌道を直すためには?
インサイドにバックスイングを上げて、アウトサイド・インの軌道でスライスの人もいるし、アウトサイドに上げて、インサイドからダウンスイングをして開いてスライスする人もいます。
意識することは、右耳に上げて、左耳に振ることを意識します。そのため、軸が一軸になります。軸が一緒になるように振れればベストです。スエー(体の軸が左右に動くこと)せずにコンパクトにスイングできていることになります。
フック軌道を直すためには?
アウトサイドにバックスイングして、インサイド・アウトに振る人はインからダウンスイングを振ると右肩が下がって、そのまま打つとフェースが返りやすいです。
そのようなスイングのクセがある人は、右肩の位置をアドレス時からなるべく変えないようにします。右肩の位置を変えないでインパクトします。右肩が下がると手も下がってしまいます。下からクラブが来ると、インサイド・アウトになってフェースが返り、フックが出てしまいます。
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細川和彦(ほそかわ かずひこ)
1993年プロ入り。95年8月のKBCオーガスタで初優勝を挙げると、そこからの4勝がすべて真夏の8月だったことから「夏男」の異名をとった。 ツアー通算8勝の実力者。
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