「誰でも飛ばせる体重移動」笹生優花の飛距離アップレッスン
笹生優花による飛距離アップレッスン。彼女の特殊なアドレス方法、飛距離を生む体重移動を中心にレッスンしてもらった。また番組後半では彼女のマックス飛距離「マン振り」も披露する。『【笹生優花】飛ばしの秘訣、全部教えます!』(撮影日:2020年9月22日)
配信日時:2023年6月27日 08時37分
安定した球筋が出るアドレスが最適のもの!
グリップは握りやすいように握ってます。
ーー基本は、インターロッキング?
はい。
ーー強さは?
けっこう強く握ってます。たぶん引っ張られても絶対クラブが前に出ないくらい、強く握ってます。
ーーアドレスは全部スクエア?
自分は足オープン、たぶん肩はスクエア(笑)。オープンで、大体まっすぐみたいな。
トラックマンとかで測るとき、ドロー(クローズ)スタンスのほうが飛ぶんですよ。ヘッドスピードが上がるんですよ、やっぱりフラットだから。でも、安定しない。
球をいっぱい打っていって、どのスタンスが一番安定するかを探したほうがいいです。
スイングの注意点はふわ〜と考えて打とう!
ーー練習のときはマン振りするとか?
そうです。マン振りしますよ。ただマン振りするのが好きなだけです。
ーー好きなんですか?
はい。振るのが好きなだけです。
ーーマン振りが10割だとしたら、通常のスイングは何割の力感?
8〜9割。
ーーけっこう振ってますね。
振ってますよ。振らないと曲がるから(笑)。
ーー振らないと曲がるんですか!?
振らないと曲がるんですよ。いろいろ考える暇が多くなっちゃうから。
ボール打つときは、何も考えないというか。考えてもいいんですけど、ふわ〜と考えないといけないんですよ。
集中しすぎちゃうと、ゴルフって球が動いてないから自分が動かなくちゃいけないのに、自分も固まっちゃったらダメじゃないですか。
ーーアマチュアは動いてないですもんね。
打つぞ!(ギュッ) それはダメです(笑)。動いてないとダメです。動いてたほうが当たる。
4回行う体重移動で飛距離アップ!
ーーたとえば笹生プロだったらバランスディスクでも打てそう。
あー……、自分ですか? 打てない! 落ちちゃうもん、絶対。
ーーそれだけ何かをしてるってことですか?
そうです。それだけ体を動かしてるから、最初からバランスは悪い!(笑)
のっけて、戻して、またのっける。
ビデオで観ると、ここらへん(ボールの手前)から(体重が)右に残るんですよね。そこからパーンって走って、ここらへんまで来たらまた左に乗る。
ーー蹴りはどこで入るんですか?
ここで入るんですよ、右に残すために。左に入った力を蹴るんですよね。
ーー左足で?
はい。左足で。
タイガー・ウッズとか、のっけたままパーンって打つじゃないですか。それってあんまり左にこうのっけないからなんですよね、体重を。マキロイとかみたいに。
自分もタイガー・ウッズみたいにスッと終わりたいんですけど、それだと全然良くない。自分にとっては。
これは人によってタイミングが変わるので、その人が素振りとかして「ここが一番いいな、ここ気持ちいいな」ってところで、たぶんタイミングを作っていったほうがいいと思います。
だから、作れるものじゃないですね。自分で感じるものだと思います。
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笹生優花(さそう ゆうか)
2001年生まれ。日本人の父とフィリピン人の母の間に生まれ、現在は日本とフィリピン両方の国籍を所有。東京オリンピックにはフィリピン代表としての出場を目指し、その後、日本国籍を選択する意向をもっている。 プロ2戦目となった2020年の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」で初優勝を挙げると、続く「ニトリレディス」も制覇。“怪物ルーキー”としての名声をほしいままにした。2021年「全米女子オープン」でメジャータイトルともに米ツアー初優勝を遂げた。
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