亀代順哉 「捻転差スイング」軌道で圧倒的な飛距離を作る
167センチという体格にして300ヤードを優に超えるドライバーショットを放つ、新世代の飛ばし屋・亀代順哉。圧倒的な飛距離を叩き出すことで、多くの男子プロからも一目置かれる存在の彼に、飛ばしの秘訣をレッスン取材!アマチュア時代から受けていた青木翔(渋野日向子の元スイングコーチ)の指導により導き出されたテクニックを詳しく解説してもらった。『新世代の飛ばし屋 亀代順哉 究極の捻転差スイング』より(撮影日:2020年9月27日)
配信日時:2023年6月27日 08時24分
捻転差スイング軌道で注意するポイント
人間って、反対のことをやってしまうと思うんですね。
例えば、アマチュアの方が左のOBを嫌って右を向く場合があると思うんですけど、「右のほうを見ちゃってる」って自覚してるので、それに体が反応して左に巻き込んでしまったりするんですよ。それで結果的に、左のOBに突っ込んだり。
だから始めにトップまでアウトサイドに上がるイメージでも、そのままインパクトしたら、上から来るっていう風に自覚があるので、切り返しのときにはフラットのイメージで下りてきます。
その軌道の変化は、上半身と下半身の捻転差によるものです。
上半身だけネジるとトップまでアウトに上がることがあるんですけど、切り返しでは左の腰を回すので、左腰を回すとオンプレーンで下りてきます。
このほうが体にクラブが巻きついてくるので、強いパワーも生むことができて、強いインパクトにもつながります。
捻転を作りやすくする方法
肩まわりが固い方に使えるストレッチとして、ゴルフボールやテニスボールで揉みほぐすのもいいと思います。
ゴルフでは胸筋と肩甲骨付近の筋肉を使うので、この辺りをほぐしてあげる。
硬いボールを自分で押しあててコロがすとか、自分の体で壁にボールを押し付けてコロがすとか。これを10分ぐらいするだけでも、トップの上がり方はけっこう変わると思います。
肩甲骨側も同じように、気になるポイントにおいてゴリゴリしてあげるだけで、柔らかくなってくるとは思いますね。
僕は遠征先でもやっています。一度試してみてください。
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亀代順哉(かめしろ じゅんや)
1995年生まれ。姉の影響で11歳からゴルフを始め、アマチュア時代は日本アマチュアゴルフ選手権など多くの大会で優勝。2016年にプロ転向し、ツアーに本格参戦。小柄ながら、強靭な下半身から放つドライバーショットはツアー屈指の飛距離を誇る。
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