スエーで起こるミスと原因 練習場で悪癖を修正しよう
スイング中に体が左右に流れてしまう“スエー”もアマチュアが陥りがちな悪い癖のひとつ。左右への体重移動が大きくなることで、打点が合いにくくなったり手が遅れてしまいフェースが開くミスに繋がりやすい。今回は、そんなスエーの原因と対策をわかりやすく解説していく。『植手桃子 練習場で出来る悪癖修正法』より(撮影日:2020年11月3日)
配信日時:2023年6月28日 06時28分
スエーで起こるミスと原因
スエーすると、バックスイングでヨコに流れて、ダウンスイングで返ってくるときに手が遅れて、右に開いてしまうミスが起こります。
スイングアークを大きく、「上げよう!」と思ってしまうとヨコに流れやすかったり、ラウンド後半で疲れてきてしまって右の壁が壊れて流れてしまう。
私もたまにあるんですけど、疲れてくるとスエーによるミスは起こりやすくなります。
肩が回らなくてもスイングアークを大きくするには
バックスイングを大きくしようとして手で上げてしまいがちなんですけど、肩があまり回らず上がらない方でも、股関節を回してあげることによって、クラブを後ろに回して高く上げることができます。
これだけでもスイングアークは大きくなると思います。
植手桃子のスエー対策
私はスイングで足を使うタイプなので、後ろに踏んでお尻を後ろに突き出すイメージです。
バックスイングでは右のお尻を後ろに突き出して、フォローのときは左のお尻を後ろに突き出す。右後ろを踏む、左後ろを踏むという感じでやっています。
こうするとヨコに流れるんじゃなくて、後ろに回ることによってしっかり股関節に乗れるので、すごくオススメです。
この動きって最初は難しいと思うんですけど、イメージとしては、軸を意識したまま右後ろを踏んで右のお尻を後ろに出して、次は、その上がった反動で左を踏んで左のお尻を後ろに突き出すという意識でやってます。
そうすることでスエーで打つのではなくて、その場で軸を意識したまましっかり体重移動できます。
曲がることなく距離アップにも繋がると思うので、是非試してみてください。
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植手桃子(うえて ももこ)
1997年9月10日生まれ。身長155cm。血液型O型。2020年はローカルトーナメントながら「サンケイスポーツ大阪レディスオープン」「ライジングレディースカップ」の2大会で優勝。実力とビジュアルを兼ね備えた注目選手。
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