60代でもバックスイングで飛距離は伸びる!
“世界的レフティ”の羽川豊がお届けする「飛距離レッスン」!もっと飛距離が欲しい。そんな悩みを解決する。『世界のレフティ 羽川豊 スイングの基本』より
配信日時:2023年6月27日 08時16分
「軸を中心に回転をする」のがゴルフの基本
ドライバーで飛距離を伸ばすためにゴルファーはまず「軸」を考えた方がいいです。この軸が左右にブレればスライス・フック、そして軸が上下運動すればダフリ・テンプラというミスが出てくるわけです。「軸を中心に回転をする」というのがゴルフの基本です。
そして下半身と上半身の「ネジリ」。これができて初めて飛距離が出せるわけです。「飛ばしたい、曲げたくない」という目的のためには、大きくネジって、下半身が先に行ってから、クラブも自然とその振る方向に振っていくというのが基本的なメカニズムです。
この点を理解していれば年齢がいってもボールを遠くに飛ばせますし、これが距離を出すポイントの一つです。
軸・下半身・バックスイング(ネジり)
両足を揃えて膝で回転をするとうまく回転できますよね。これが打った時、左右に動く人、バックスイングで動いてしまう人は軸がないわけです。問題はスタンスを広げて、その同じ状態ができるかどうかです。たいていの人はスタンスを広げても左右に動きがちです。スタンスが広くなればなるほどボールは飛ばすことはできるけども、上下左右のブレが出てきます。
バックスイングの時に、下半身=膝が我慢できた状態で、バックスイングができることが重要です。膝を我慢して軸ができれば、多少上半身が動いても下半身が止まっているので叩きにいけます。ここのバックスイングがしっかりとれる人は、下半身に力が溜まって、クラブのシャフトのしなりを利用して、回転でボールを飛ばすことができます。
軸と下半身をしっかり作ってバックスイングができるようになると、方向性も距離も出せるようになりますので、意識して練習しましょう。
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羽川豊(はがわ ゆたか)
1957年生まれ。08年からシニアツアーに本格参戦。1980年にプロ入りを果たし、2年目の81年「日本オープン」でプロ初優勝を飾ると、「日本シリーズ」でも青木功をプレーオフで下して2勝目を挙げた。1982年「マスターズ」に出場、15位でフィニッシュした“世界的レフティ”と評価された。
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話数 | 世界のレフティ 羽川豊 スイングの基本 |
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