吉本ここねが教える ミスしないグリーン周りのアプローチのコツ
グリーン周りではピンに少しでも近づけたいという気持ちが強くなるのでつい、力が入ってトップやチャックリをしてしまう、そんなミスをしない方法を吉本ここねがわかりやすく紹介します。『吉本ここね 大叩きしないスコアの作り方』より(撮影日:2020年10月19日)
配信日時:2023年6月28日 02時27分
グリーン周りのアプローチ
グリーン周りの距離のないアプローチは56度と50度の2本を状況やピン位置によって使い分けています。基本的に56度でアプローチすることが多いんですけど、どちらも打ち方は同じでグリップは普通より短めに持つと安定します。
ボールの位置はセンターに置いて、スタンス幅は広く取らないようにします。
ヒジを曲げ両ワキを締め固定することが大切です。
腕と体が一体化しているので肩で回す意識を持ち、振り子を作ります。テークバックの時にアウトに上がってしまうと、クラブと体が離れてしまい、手を使ってアプローチをしてしまうので、トップやチャックリの原因になってしまいます。
右に左に振るというよりも、しっかり腕と体を一体化させて、テークバックでインサイドに上げるくらいがちょうど良いです。
打った後も肩の動きと同調させてインサイドに振り、できるだけ、体の近くで振り子を作ることが大切です。
ボールの位置を少し右に置くと低い球が出ます。逆に、左に置くと少し高い球が打てるようになります。目線はピンを見るというよりは、目標である落としどころを見て打ちます。打つ前に落とす目標を決めてその目標に向かって打ちます。その後のことは考えないです。
ザックリしてしまうことがあると思いますが、手を使って打ちにいっていることが原因であることが多いです。クラブと体を一体化させて、肩で振り子を作って打てばザックリはなくなります。インパクトで止まるのもザックリの要因なので、しっかり振り子を作って振り切ることが大切です。
トップする時はヘッドアップが原因の事があるので、打った後も頭を残すイメージで振ると良いです。
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吉本ここね(よしもと ここね)
2000年1月5日生まれ。北海道札幌市出身。2018年にプロテストに合格し、その年のQTで43位となり、2019年のツアーに本格参戦を果たした。しかし賞金ランキング99位に終わる。翌2019年、QTで11位と再びツアーへの出場権を掴み、2020年の日本女子オープンで7位に入る。2019年ドライビングディスタンスではツアー最下位だったがフェアウェイキープ率は2位と曲がらないショットが武器。
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