笹生優花 シンプルに上げて止めるアプローチの打ち方
シンプルに上げて止めるアプローチの打ち方を紹介する。上げるのが苦手というアマチュアにとっても分かりやすく、参考になること間違いなし。『笹生優花 失敗しない寄せ技教えます』より(撮影日:2021年2月6日)
配信日時:2023年6月28日 02時40分
笹生優花プロの失敗しない上げる寄せ技
――30ヤードで60度以外のクラブを使うことは?
状況ですよね。もしグリーンエッジからピンが遠ければ56度とか52度で打ちますし、でもやっぱりグリーンエッジにホールが近いと止めなくちゃいけないので、そういうときはやっぱり60度を使いますね。
ピンが左にあったらそれを狙って左に外す場合が多いので、結構タイトなライが多くて、60度を使う場合が多いです。
――60度のウエッジのメリットはどのへんにありますか?
止まることです。2年くらい前までは58度を使ってたんですけど、距離が飛んじゃうので60度にしました。
――どのくらい違うんですか?
飛距離は5ヤードくらい。
――アプローチウェッジの場合だと、キャリーとランの割合は15ヤード:15ヤードくらいになりますか?
そういうときもあります。10ヤード:20ヤードのときもありますし。48度、56度、60度のウェッジが入っているので、状況に応じて、一番打ちやすいクラブを持ちます。
――クラブが変わると、アドレスは変わりますか?
変わります。上げたい時はボールを左に置きますし、転がしたい時は右に置きます。
――どういうアプローチをすることが多いですか?
プロの試合はグリーンが速いので、上げたり、止めることが多いので、ボール位置は真ん中か左、状況によって変えていって、ちょっとフェースを開いてスピンをかけにいくアプローチが多いと思います。
――ノーマルと、上げる場合のアプローチのアドレスは変わりますか?
やっぱり上げるときって、フェースを開いて、オープンにするのはあまり変わらず、ボールポジションもちょっと左になる。そのくらいです、変えるのは。
――上げるときでもハンドファーストなんですね。
すごく上げたいときは、やっぱりまっすぐ構えます。でも、ちょっと上げるくらいなら、ハンドファーストになります。
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笹生優花(さそう ゆうか)
日本人の父とフィリピン人の母の間に生まれ、現在は日本とフィリピン両方の国籍を所有。東京オリンピックにはフィリピン代表としての出場を目指し、その後、日本国籍を選択する意向をもっている。 プロ2戦目となった2020年の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」で初優勝を挙げると、続く「ニトリレディス」も制覇。“怪物ルーキー”としての名声をほしいままにした。2021年「全米女子オープン」でメジャータイトルともに米ツアー初優勝を遂げた。
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