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    アプローチのミート率を上げる打ち方[グリーンで止まるアプローチ]

    ミート率を上げる打ち方のポイントは2つ。バックスイングは大きく、フォローは小さく振る事とアウトサイド・インの軌道。これをやる事でアマチュアでもプロのようなグリーンで止まるアプローチが打てるようになる。『コースで絶対的な威力! 日下部光隆のアプローチ練習法』より(撮影日:2019年8月16日)

    所属 ALBA
    ALBA Net 企画班 / ALBA Net Planning Team

    配信日時:2023年6月28日 05時03分

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    ミート率がアップする振り幅と軌道

    ミート率を上げる方法としては、まず振り幅を意識してみましょう。

    バックスイングの大きさが水平、フォローの大きさが水平。これを50:50の振り幅だとすると、これだとスクエアになってしまいます。

    ですから、振り幅としてはバックスイングを少し大きめにして、フォローを少し小さめにします。これはアウトサイドインになりやすいです。

    あともう一つは、軌道です。

    たとえばアライメントスティックがあるとすると、クラブがインに上がって、インパクトして、インに抜けていく。これがスクエアな軌道です。もしくは少しヘッドを目標方向に放り出すような形で、カメラから見るとフィニッシュでもヘッドが見えてる状態だと思うんですけども、この状態がスクエアに近い軌道なんですね。

    これをやってしまうと、アマチュアの多くはバックスイングが小さくなって、フォロースルーで手をこねて手が返ってしまう状態になってしまう。つまりアッパーな軌道になってしまうんですね。

    これではミート率が上がってきません。

    私が推奨する方法としては、バックスイングではアライメントスティックよりもややアウトに上げる。

    そのときに注意してほしいのは、特にショットの上手い人に多い傾向なんですけども、アウトに上がったクラブがそこでループして、インから入ってきてしまうこと。それは気をつけてください。

    上がった軌道と同じ軌道でクラブが降りてきて、ボールをミートしたあと、後ろから見るとヘッドが体の中に消えていく。これが正しいアウトサイドインの軌道です。

    上げた先でループをすると、クラブはインサイドアウトになってしまいます。ループさせずに、アウトに上がったものがアウトから下りてくると、後ろから見たときにクラブは体の中に消えます。こういう軌道をすることによって、どんどんアウトサイドインがダウンブローに変わってきます。

    インサイドアウトのアッパー軌道とはどういうことかというと、要はロブショットなんですよね。フェースを開いて少し重心を下げて、バックスイングを小さくしてフォローを大きくする、こういう打ち方っていうのは。

    今回説明した簡単なアウトサイドインの軌道で、まずミート率を上げていく。それでアプローチしたら間違いなく向上が見られると思いますので、ぜひ試してみてください。

    ボール位置はどこ?

    ボール位置は、基本的には右に置きたくなってくるはずなんですよね。

    でも、例えばドローヒッターのボールの位置は右じゃないですか。フェードヒッターは左。なぜかというと、クラブが下りてくる軌道が、インサイドから下りてくる人は右、アウトサイドから下りてくる人は左なんです。

    ということは、私が推奨している今のアウトサイドの軌道では、ボールの位置はショットと同じ位置。アプローチにしてはかなり左の位置っていうのが正しいポジショニングになりますね。

    そのときに大事なことは、ボールをただ左において普段と同じ体重の配分になってしまうと、どうしても右肩が下がる状態になってしまいますから、そうではなくて左にあるボールに対して体重は左にかけてあげる。左体重のままでアウトサイドインに動くという軌道ですね。

    なので、背骨の角度はショットではやや右に傾きますが、アプローチではまっすぐ、もしくはあまりおすすめしないですけども、右に傾きやすい人は少し左に傾けるぐらいの意識で、左ウエイトになってあげる。左足8:右足2、もしくは左足9:右足1ぐらいの体重配分のイメージです。

    そして、打ち終わったあとは、左足10:右足0になってしまうっていうのが、私の推奨するアウトサイドインのダウンブローです。
    (この続きは【動画】でご視聴になれます)

    【動画】はこちら


    日下部光隆(くさかべ みつたか)
    1997年カシオオープンなどツアー3勝。現在はシニアツアーに参戦。WASS GOLF STUDIOで行うレッスンは多くのアマチュアに支持されている。

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    【動画】ALBAスペシャルレッスン

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