アプローチのイップス克服に有効な練習法(勝又優美のアプローチレッスン)
アプローチに悩み過ぎて打つ事が怖くなってしまう。こうなると90切りどころではない。これを防ぐために有効な練習法をご紹介。『【アルバ連動企画】90を切る~3段階レベル別上達法~』勝又優美編より(撮影日:2021年1月21日)
配信日時:2023年6月28日 06時45分
ミスが続くと怖くなって打ちづらくなるイップスを防ぐ
アプローチのイップス対策としてオススメなのが、振り子運動で打つことです。振り子はあまり動かない場所(支点)と、たくさん動く場所がはっきりしています。アプローチでも動かない場所と、動く場所をはっきりと意識して実践することによって、毎回同じ場所にヘッドを落とすことが簡単に出来るようになります。
まず止めるところとしてお腹を意識します。お腹に力を入れて止めることで下半身が安定するので、胸とクラブを積極的に動かすことが出来ます。振り子になり切るには、気持ちが入ってはいけません。気持ちが入ると動いてはいけないところが動くので、最下点が安定しなくなり、ダフリやトップのミスにつながります。
オススメの練習方法をご紹介します。まず止めるところと動かすところをはっきりさせるため、連続素振りをやってみてください。この時もお腹を止めてヘッドを動かす意識で振ります。そして実際にスイングにつなげるために、まず構えてそこから一度フォローを出します。フォローを出して、戻る勢いでバックスイングし、クラブが上がった勢いでダウンスイングします。
注意点として、自分で上げたり下ろしたりすると、最下点が安定しなくなりミスにつながります。実際にコースで打つ時は、フォワードプレスをしたり、フォローをイメージしてから打つとリズムが安定して振り子で打てるようになります。
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勝又優美(かつまた ゆみ)
社会人として就職した会社でゴルフ場勤務となりゴルフを始める。一瞬にしてゴルフの魅力に取りつかれ、ティーチングプロを目指す。2010年にLPGA認定ティーチングプロとなり、静岡県内のゴルフアカデミーで多くの生徒を指導。非常にやさしく穏やかな性格の持ち主で、女性らしいきめ細やかなレッスンに定評がある。2013年にLPGAA級ライセンス取得。
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