蛭田みな美 ルーティンの一工夫でアイアンの引っかけ防止
アイアンの精度が向上するとグリーンにオンできる確率が高まり、大叩きを防ぐことができる。蛭田みな美がアイアンの引っかけを防ぐことのできる練習方法をレッスンする。『蛭田みな美 アイアンの精度を上げるための練習法』より(撮影日:2020年12月9日)
配信日時:2023年6月28日 06時41分
引っかけ防止素振りルーティン
ライン出しをする時に、素振りで注意することがあります。トップで止めて素振りをする練習方法を前回紹介しましたが、その練習は、捻りや捻転差を意識するトレーニングです。
今回紹介するコース上で行う素振りはより実践向きです。コースで打つショットを意識したトレーニングで、よりリリースのしない打ち方を意識させる素振りを紹介します。
トップ静止で素振りするより、リリースはしないです。ダウンスイングを開始してすぐのところで止めるので、リリースせず安定してインパクトが迎えられます。1度この素振りを行ったあと、普通の素振りをし、ライン出しの本番ショットをコースではするようにしています。
ライン出しでは、アーリーリリースは絶対にNGです。アーリーリリースをすると左にしか行かないショットになってしまいます。
タメを作る位置で腕とクラブの角度が90度に近づくように意識してしてから振り抜きます。私は手だけではなく、下半身も一緒に意識して動かしています。手だけを動かしてしまうと、アーリーリリースの原因になってしまうので、注意してください。
この動きができるようになると、左に行きにくいインパクトゾーンができます。
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蛭田みな美(ひるた みなみ)
1997年7月15日生まれ。福島県出身。3歳からゴルフを始め2016年にプロテスト合格する。2018年にはステップ・アップ・ツアー「九州みらい建設グループレディースゴルフトーナメント」で優勝。2020年には「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」6位タイ、「ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント」9位タイ、「日本女子オープンゴルフ選手権」5位タイや「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」6位タイと上位争いを演じ今後の活躍が期待される選手の1人。
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