ヒジと肋骨の接点でラインをとる!
ゴルフコースでは、傾斜からのショットが数多くありますが、大概は、“つま先上がり・左足上がり”といった複合のライが多いんです。
複合のライでアドレスをするときに、ツマ先、ヒザ、腰、肩…すべてをスクエアに合わせるのはすごく難しいと思います。そんなときに僕は、アドレスしたときに、ヒジと接触する肋骨のあたりを目標方向に合わせます。
例えば、かなりツマ先下がりのライで、普通に構えると、右足が邪魔でバックスイングが上げられない。
右足を後ろに下げる必要がありますが、スタンスだけ見れば、かなり右へ向いてしまいますが、自分の立ちやすいポジションをとれる。ターゲットに対しては、ヒジと肋骨の接点で方向をとり、そのラインに合わせてクラブを上げて振っていく作業をしてあげることで、複合のライでも、ターゲットを狙いやすくなるので、試してみてください。
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芹澤大介(せりざわ だいすけ)
1964年11月29日生まれ、東京都出身。1989年にプロに転向し、1992年『JCBクラシック仙台』3位タイ、1994年『中日クラウンズ』4位タイ、1997年『NST新潟オープンゴルフ選手権競技』3位などツアーで活躍し、現在はシニアツアーに参戦している。